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ネット証券の各社の魅力を探るシリーズ。今回は口座数の多さで知られる SBI証券 を紹介します。

SBI証券 は2013年末に280万口座を突破しました。他のネット証券の2倍以上の口座数となっており、日本一の規模となっています。また、売買代金も一時、ネット証券で初の10兆円超えをし、いまも9兆円規模(2014年2月)で推移。そのうち約6兆円は信用取引です。これだけのネット証券ですから、きっと魅力もいっぱいなのだろうと調べてみました。


迷ったらとりあえず開設しておくべき

どうしてそれほど開設する人が多いのか。それは「なにも損がない」からです。売買手数料は業界最低水準。あとで紹介するように、利用できる金融商品はほとんど考えられるものがすべて網羅されています。加えて、HYPER SBIという強力な取引ツールがあります。逆指値や板注文に対応し、デイトレにも利用できます。

手数料は現物、信用ともに「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」があります。スタンダードプランは1注文の約定代金に対してかかる手数料。現物は約定代金10万円まで145円から。信用なら1日の建玉代金合計5000万円以上は無料。有料の場合も20万円まで150円から。

アクティブプランは売買頻度の高い利用者向けで、1日の約定代金合計額に対して手数料が発生します。現物は10万円まで100円から。信用はこちらも1日の建玉代金合計5000万円以上は無料。有料の場合も10万円まで100円からです。このように、ネット証券の中でも最安値なのです。

かつてよく見られた「ここまでは安いが、ここからは急に高くなる」といった料金体系ではないため、小口の投資家でも大口の投資家でも、利用がしやすいわけです。それが口座数を増やし、さらに売買代金にも反映されているのでしょう。使いやすく、コストが低いからこそ利用者が増え、利用頻度も増えるのは当然です。

HYPER SBIはデイトレーダーのような売買頻度の高い取引をする投資家にも対応できる高機能な取引ツールとなっており、利用料は有料となっています。しかし心配はいらないのです。無料で利用できる条件が設けてあるからです。信用取引の利用者は無料で利用できます。現物取引の利用者は月間の約定が1回以上あれば無料で利用できます。これで大多数の人は実質無料で使っているのです。

動画配信によるオンラインセミナーも充実していますので、NISA口座をつくってとりあえず投資を考えようとしている人でも、勉強しながらはじめることもできます。サイトの情報量の豊富さはトップページからも明らかです。売買代金ランキングは多くの人がチェックしているのではないでしょうか。無料情報も多く、「投資を学ぼう」など初心者でもわかりやすく学ぶことができます。


豊富すぎるラインナップと国際性

取扱商品の豊富さでも知られています。PTS取引にも対応しています。外国為替の動向で大きく市場が動くこともあり、早朝や夜間に取引できればチャンスが増える可能性もあります。朝は8時20分から夕方の16時まで。つまり昼間も取引できますし、夜間は19時から23時59分まで取引できます。

外国株式では、米、中、韓はもちろん、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアにも対応しています。近年とても注目されている海外ETFでも強く160銘柄以上を揃えており、なおも拡充中です。

このほか、投信、NISA、FX、ワラントといった投資商品、保険、個人型年金まで扱っています。ネット証券でありながら総合証券と同じぐらいのラインナップと国際性がある点も、多くのユーザーが長く活用し続けている理由になっています。


使いこなしのコツ

さらに住信SBIネット銀行との連携が魅力的です。銀行と証券の口座を一体で利用ができます。SBIハイブリッド預金を利用すると、銀行口座に資金を入れておき、それを適時、証券で利用できるのです。この住信SBIネット銀行はコンビニなどのATMを無料で利用できるほか、月3回までの他行あて振込手数料が無料になるといった、やはり持っていて損のないネット銀行口座となっています。

ネット証券とネット銀行の組み合わせは強力なので、 SBI証券 を使いこなす上ではぜひこの部分のメリットを生かしたいものです。

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photo:SBI証券Facebookページ