以前ZUU-ONLINEでは、 「収入は多いけど、実は貯金はほとんどない…」にならない為に〜支出コントロールの5つのポイント〜 という記事を掲載しました。
(その際は、多くの反響をお寄せいただきありがとうございます。)

また、他にもこちらの記事でも取り上げていますが、支出をコントロールし【収入>支出】の状態を維持する習慣を持つことは、家計管理だけでなく、資産運用においても重要です。

何十年か経った後、例えばリタイア時に後悔するというようなことは避けたいですものね。

しかし収入の多寡に関わらず、支出のコントロールは難しいと感じる方が多いのも事実です。
その理由は様々ですし、人によって異なるのでしょうが、主に支出を記録し管理することの煩雑さと、そもそもどの程度の支出が適切なのかの判断が難しいことが理由ではないでしょうか。

そのような悩みを解決し、上手く支出をコントロールするために役に立つヒントを与えてくれるのが、今回紹介する zaim というアプリです。


◯zaimについて

このアプリは、元々エンジニアである閑歳孝子さんが、個人で開発・運営していたスマートフォン向け家計簿サービスです。
会計簿アプリは数多くあるので、その中のどれかは使ったことのある方も多いかもしれませんね。

このzaimの場合はその抜群の使いやすさと、後述するソーシャルの概念を用いた独自の機能が人気を集め、利用者を増やしました。世間での評価も大変高く、KDDI賞などを受賞。またOCN家計簿との連携等も行われるようになるなど、サービスの広がりを見せています。

また、今年(2012年)の9月3日付けで「株式会社Zaim」を設立され、開発者の閑歳さんが代表取締役社長に就任されました。

(追記2012/11/21) この記事を公開した後にクックパッドからの資金調達のニュースが出ています。クックパッドとはターゲットとなる層が近いので、シナジー効果など今後の動向にますます注目です。

参考: マネー管理のZaimがクックパッドから4,200万円の資金を調達 (TechCrunch)


◯使いやすさとソーシャルによる比較機能

まずzaimの良いところなのですが、グラフなどが見やすく電卓機能もついているため抜群に見やすいというのがユーザーの評判です。

とにかく使いやすい!予算を決めることで、各費目につきあといくらまで使えるかが視覚化されるので、節約しようという意識が高まります。自分の小遣い管理用と家計管理の2つが同じアプリの中でできたら最高ですが、今のままでもお勧めです。

zaimのAppstoreレビューより