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日本は富裕層に人気なし?

富裕層ファミリーに優しい都市ランキング 低税率と国際色が重要

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(写真=Thinkstock/Getty Images)

「富裕層ファミリーが最も暮らしやすい都市」として、ルクセンブルクが首位に輝いた。アジア圏からは2位に香港、7位にシンガポールがランク入り。

10位までに選ばれた都市に共通するのは、比較的治安がよく、気候が穏やか。高い教育水準と医療設備を誇る。富裕層が得をする税金環境も整っているので、事業面でも私生活でも充実した生活が期待できる。また「英語が共通語」「外国人と接することに慣れている」など、国際化が進んできるのも特徴だろう。

ヘッジファンドが盛んで低税率のルクセンブルグが首位

ランキングは英不動産コンサルタント、ナイトフランクが、富裕層のリロケーション(移転)を想定した「グローバル・ライフスタイル・レビュー」から抜擢されたもので、16歳以下の子供が2人いる両親家庭を基準にしている。

国際税理士法人、BDOの協力のもと、富裕層顧客が税金対策として検討する人気の移住先を参考に、各都市の生活環境を考慮した。

「 安全度(米マネージメント・コンサルティング会社、マーサーによるデータ)」「インターナショナル・スクール数」「家族向けの娯楽施設数」「年間日照時間」「年間医療費」と、富裕層家族にとって重要な5つの評価項目に加え、「税利率」「生活費」といった経済面から、「空港へのアクセス」「ミシュラン3つ星レストラン数」などの富裕層ならではの贅沢要素も考慮されている。

例えば1位のルクセンブルグは、住宅不足で不動産価格が過去1年間で5.1%増したものの、ガソリン1リットル1.27ドル(約134円)、カプチーノ1杯2.95ドル(約312円)と、英国などと比較すると物価も若干低め。富裕層の定年退職後の移住地としても人気だ。

英語が広く流通しており、各国からの移民間のコミュニティーが確立されている。欧州の様々な国から人が集まる国際都市のイメージが定着しつつある。

ヘッジファンド産業が発展しており、非常にプロフェッショナルな事業文化が根付いているという点でも、投資家を含む金融産業者から高評価を得ている。先進国では類を見ない「低税率国」で、富裕層にとっては非常に快適な生活が送れるだろう。

富裕層が流出する日本 アジアの人気はシンガポールと香港

富裕層ファミリーが住みやすいアジアの国は、シンガポールと香港。両国物価は高いが、圧倒的な低税率で富裕層を魅了している。国際色が濃く、英語が広く通じる点も人気の秘密だろう。

特にシンガポールは日本の富裕層にも人気で、毎年数千人もの富裕層が移住を検討しているという。つまり日本は富裕層が流入するのではなく、流出してしまう環境だといえる。
日本が海外の富裕層に人気が低い主な理由は、「税金が高い」「物価が高い」「言葉がわからない」など。国際性という点では、まだまだほかのアジア国にも負けているようだ。
「治安のよさなら勝てるかも」と思うだろうが、マーサーの安全度ランキングでアジアトップとなったのはシンガポール(世界ランキング8位)。日本はトップ10にすらランクインできなかった。

富裕層ファミリーに優しい10都市

10位 マイアミ(米)
9位 ダブリン(アイルランド)
8位 バンクーバー(カナダ)
7位 シンガポール
6位 ロンドン(英)
5位 ドバイ(アラブ首長国連邦)
4位 ジュネーブ(スイス)
3位 香港(中)
2位 ウィーン(オーストリア)
1位 ルクセンブルグ

(ZUU online 編集部)

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