Credit Cards

多くの方が持ち、生活に密着しているクレジットカード。
日本人の平均所有枚数は2.9枚といわれており、最も身近な金融サービスの一つといえます。

しかし日本だけでも1000種類以上のカードが発行されており、またカード毎に特色も異なるため、自分に合ったカードを選ぶのは一苦労です。そのためWEBで情報収集を行い、自分に合ったカードを探される方も多いことでしょう。

しかし、WEB上にクレジットカードに関する比較サイトやまとめサイトは数多く存在しますが、そのほとんどが掲載カードからのアフィリエイト(広告)収入を得ているサイトです。

アフィリエイト収入を得ているサイトも、誤った内容は掲載していないはずですし、公平さを意識して作られているサイトも多く存在します。しかし、一切アフィリエイトを入れていない情報も求められていると思い、今回の記事を掲載させて頂きました。

次回の応用編では、具体的にお勧め出来そうなカードを紹介する予定ですが、基礎編の今回は、クレジットカードを選ぶ際に評価・比較するための指標をまとめています。


◯クレジットカードの評価指標


①ポイント制度と還元率

EC(イーコマース/webでの買い物のこと)での決済が容易で、持ち合わせの無いときの支払いにも対応できるなど、クレジットカードを使うメリットは多々ありますが、中でも特に注目されることが多いのはポイント制度です。

クレジットカードは通常、買い物をすると金額に応じてポイントが貯まります。そしてそのポイントは、ギフト券や商品券などの各種金券、カタログから選ぶ商品、航空会社のマイル(航空券と交換出来る)などと交換する事が可能です。

買い物金額からポイントへの返還率、及びポイントを商品券などで金額換算した際の返還率を合算したものを、還元率と呼びます。

例えば100円の利用で1ポイントもらえるカードがあり、10,000ポイントで5,000円の金券と交換できるならその還元率は0.5%となります。
クレジットカードを利用する上で、この還元率は特に重要な指標といわれています。

また同じカードであっても還元率は一律ではなく、買ったお店に寄って高いポイントがついたり、ポイントを変換するものによって条件がかわったりします。
そのためカード毎に、ネットショッピングに強い、移動の支払いに強い、小売店での買い物に強いなど、特徴に差が出てきます。

②保険やコンシェルジュなどの付帯サービス

先日、 生命保険や介護保険などの付帯サービスに関する記事 を掲載しましたが、付帯サービスが充実したクレジットカードも数多く存在します。

その内容は海外旅行に関する保険や、空港でのラウンジなどの利用サービス、また会費が高いカードであれば、レストランの予約やチケットの手配などを行ってくれるコンシェルジュサービスなど、多岐に渡ります。

通常、付帯サービスが充実したものほど、ポイントの還元率が低い傾向にあり、①と②両方のメリットを得ることは難しいかもしれません。
しかし付帯サービスの内容が自分のニーズに沿うものだった場合、高い満足度を得ることができます。