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(写真=Thinkstock/Getty Images)

Facebookで大人気のメッセージ機能「メッセンジャー」が、ウェブサイトから決済、広告など多様なサービスを統合したマルチ・プラットフォーム「メッセンジャー・プラットフォーム v1.2」に生まれ変わる。

現時点では米国のみの利用となるv1.2は、チャットボットの脆弱性を強化した新プラットフォームで、企業は自社ウェブサイトのカスタマイズが簡単に可能になったほか、決済法が大幅に簡潔化されたことで、ユーザーがより手軽にメッセンジャーからショッピングが楽しめるようになるなど、消費者と企業を結ぶデジタルツールとして数段向上している。

消費者、企業に優しいマルチ・プラットフォーム

昨年はメッセンジャーにSNS送金機能を追加するなど、決済市場への進出が話題になっていたFacebookだが、今回メッセンジャーを一新することで、ますますオンライン・ショッピングモール化を遂げると予想されている。

この動きを後押ししたのが、メッセンジャーに今年4月に導入された「チャットボット」であることは疑う余地がない。

企業が独自のチャットボットを作れ、メッセンジャー上で販売も含めて顧客に対応できるという利便性で、ビジネスユーザーに強力にアピール。

Facebookの発表によると、サービス開始当初の4月には3万件、6月までに毎月1万件以上のチャットボットが開発されてたという。

チャットボット人気によってショッピング目的で利用するユーザーが増えれば、購買環境を改善するうえで、決済システムを向上させることが必須となる。

サービス開始当初から指摘されているチャットボットの弱点について、メッセンジャーの責任者、デヴィッド・マーカス氏は「熟成期間やリゾースが不十分だった」と認めている。

ベータ版にはごく基本的な機能しか搭載されておらず、消費者が求めていたような従来のアプリと同等の水準には達していなかったということだ。

v1.2ではメッセンジャーを突出したマルチ・プラットフォームに変貌させるべく、消費者と企業の両方の立場から「使いやすさ」を追求。

決済に関しては、企業がメッセンジャーの画面上で消費者に直接請求書を送信でき、サードパーティーの決済画面に移動することなく、取引完了という手軽さだ。

現在、VisaやMasterCard、American Expressといった国際大手から、PaypalやStripeなどのオルタナ決済会社まで幅広いブランドと提携して、より快適な決済環境への改善に向け、作業を進めている。

将来の「巨大SNSショッピングモール誕生」を予感させる動きといえるだろう。(ZUU online 編集部)

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