手数料の安いETFの魅力
ETFは、上場投資信託とも呼ばれており、TOPIX(東証株価指数)や日経平均株価などに連動するように運用される投資信託で、証券取引所で取引されるものをいいます。国内株だけではなく、アメリカや新興国の株などの外国の株やJ-REITの指数に連動するタイプもあります。証券取引所で取引されますが、数千円~数万円程度で購入することができます。ETFは、インデックスファンドと比べても、手数料が安いというメリットがあります。ETFは、NISAを利用する、40代の投資ビギナーにも、お勧めできる商品です。
資産に余裕があれば、J-REIT
多くの投資家から集めた資金によって、不動産を購入し、賃料の収益を分配する不動産信託をREITといいます。J-REITとは、日本における不動産信託をいい、証券取引所に上場しています。J-REITは、分配金が安定しており、投資信託のように特別分配金が発生して元本が減少する心配がありません。オフィスビルや商業施設、住居、ホテルなどが投資対象となっています。ただし、多くのJ-REITは、数十万円単位の購入費用が必要です。日本版ISA であるNISA口座を利用した投資資金に余裕があれば、J-REITは有力な投資対象商品です。資金に余裕がない場合や、あるいは分散投資を行ないたいのであれば、J-REITを組み込んだETFも、NISAを利用した投資においての選択のうちの一つとなります。
資産形成期の終盤であり、多少のリスクを加味した投資を
40代は、資産形成期の終盤ともいえる年代です。リタイア層目前の50代での資産の大幅な目減りは、リタイア後の人生に大きな影響を与えます。50代でリスクをとるような投資は避けるべきですので、40代が多少のリスクを負った投資を行なえる最後の年代となります。ETFとJ-REITはともに、ミドルリスク・ミドルリターンといわれる金融商品です。NISAをフル活用して、積極的な資産運用を行なっていきましょう。
【関連記事】
NISA(ニーサ)とは?今さら聞けない少額投資非課税制度のポイント
NISA(ニーサ)で比較!今年、開設・乗換すべき証券会社はどこ?
NISA(ニーサ)で投資信託を始めるまでに知っておきたいこと
NISA(ニーサ)口座開設でもらえるキャンペーンを徹底比較!!
NISAで始める賢い資産運用〜口座開設の基本を解説〜
勝率9割超えの年も?人気のIPO株に非課税で投資する方法
photo credit:
lorenkerns
via
photopin
cc