保険の加入を相談する時、従来は保険会社のカウンターや勤務先に営業に来る保険外交員に相談するのが一般的でした。しかし、ここ最近では保険の相談窓口が増えてきています。サービスが多様化しているなかで、保険の相談はどこで行うのがいいのでしょうか。

保険は、代理店でいろいろ比較できるようになった

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(写真=mucahiddinsenturk/Shutterstock.com)

従来は保険会社が独自に窓口を用意していることや、代理店も保険会社1社の専用代理店という場合が多く、同一の保険会社が提供する商品の中から選択するのが一般的でした。また、たくさんの保険外交員から説明を受けて、その中から1つの保険を決定するケースが多くありました。

しかし、現在ではインターネットで保険の契約をするダイレクト保険への加入が増えています。また、保険加入者の減少や保険の見直しをしたいという人が増えてきたことから、代理店が保険商品を多く扱うようになり、複数社の保険商品を比較することが可能になりました。

特に保険の見直しカウンターでは、保険商品を多く取扱っています。現在加入している保険商品のメリットやデメリットを分析してもらえるほか、保障の見直しや他の保険に乗り換えるための比較など、さまざまな相談ができるようになっています。

窓口、ネットの特徴は?

窓口とインターネットのどちらがいいかは、それぞれの特徴をみて、自身の要望に沿った保険を紹介してくれそうなところを選ぶといいでしょう。

・ 窓口の特徴
窓口の人に現在加入している保険について分析してもらい、メリット・デメリットを直接聞くことが可能です。また、特約をつける場合でも、自分には何が必要で何が不要かを明確にすることができ、じっくり相談して決めることができます。

保険には生命保険から医療保険、地震保険などさまざまな種類がありますが、これらを一元的に管理することができ、足りないものや余分なものを見極めることが可能です。一元管理により重複した保障が見つかった場合は、削ることにより保険料の節約になります。

一方で、窓口の場合は担当者からアドバイスを受けることになるため、担当する人のスキルに大きく左右されることになります。担当者もそれぞれキャリアが異なり、得意不得意分野があるため、自分の希望がうまく伝わらないこともあるかもしれません。

・ インターネットの特徴
対面の必要がないということが大きな特徴の一つです。また、保険料も窓口を介さないため、安くなっている場合が多いです。また、自分のペースでじっくり比較しながら検討することが可能です。もし不明な点があれば、保険会社が開設しているコールセンターで質問することもできます。

ただし、自分で理解して自分で決めなければなりません。そのため、保険の保障内容や特約などをしっかりと理解しなければ、保険の比較さえも難しくなってきます。

LINEで相談ができるサービスも登場している

近年は、SNSであるLINEを利用した保険相談ができるサービスも登場しています。このサービスは保険の見積もりも可能です。

LINEはチャット形式のため、リアルタイムで会話をしているのと同じメリットを受けられるだけでなく、直接足を運ぶ必要がなく、どこにいても相談することができます。

多様化するサービスでどれがいいか検討を

保険について相談したからといって、必ずしも今の保険を見直す必要はありません。今のままで十分だと思ったら、そのまま継続することもできます。しかし、ライフスタイルが変化した場合は、必要な保障も変わってくるため、一度見直してみるといいでしょう。

どんな保険が自分にマッチしているのか、よく検討してみてください。(提供: 保険見直しonline

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