みんなのウェディングが上場した理由

みんなのウェディングは元々ディー・エヌ・エー(DeNA)の新規事業として始まりました。その後ディー・エヌ・エーから独立し、今年に入って上場を果たしました。少子化によりウェディング市場規模の縮小が懸念される中、みんなのウェディング社長の飯尾慶介氏は「ウェディング市場はまだまだ伸び代がある」と語っています。

結婚式というのは世界的にも文化であるため、市況には左右されにくいという面があります。また、事業として立ち上げた当初は雑誌が主なプロモーション手段であったウェディング市場に、いち早くウェブメディアに参入したというのも事業拡大の理由のひとつであるようです。

飯尾慶介社長は、挙式披露宴を行わない夫婦が、費用や家族のことが理由で挙式披露宴を諦めるのはもったいないと考え、そういった夫婦でも挙式披露宴を挙げることができるようにと事業を拡大させていきました。その結果、今ではスモール婚やファミリー婚が一般的になるまでになりました。資金調達を通じて会社を成長させたいと考えた飯尾慶介社長は上場に踏み切りました。上場することによって会社の信頼性も増し、口コミサイトとしての確立もよりしっかりしたものになりました。

少子化に負けない事業方針

市場規模が縮小傾向にあるウェディング市場ですが、みんなのウェディングではさまざまな方向性とリアルな情報提供によって事業を拡大していっているということでしょう。中でも「みんなのウェディング」サイトでは実際に挙式披露宴を行った夫婦側と挙式披露宴に参列した参列客側の双方の口コミを見ることができるので、よりリアルに情報を得ることができます。

実際に双方からの視点で情報を得ることで、単なる式場紹介サービスではわからない一面を知ることができるようになります。このように、ニーズに合った情報を提供するというのがみんなのウェディングの最大の特徴であり、最大の武器であります。

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