2017年1月から「iDeCo」が、2018年1月からは「つみたてNISA」が始まり、若年層を中心に加入者が増えているという。
投資の初心者に向けた解説記事を読んでも、セミナーに行っても、まずいわれるのが「分散投資」の重要性。そして、初心者でも安心して「分散投資」が始められると勧められるのが、iDeCoであり、つみたてNISAだ。 分散投資には、大きく分けて3つの意味がある。買い付け時期をずらす「時間分散」、株式と債券など異なる資産を保有する「資産分散」、日本と米国など地域を広げる「地域分散」だ。常に投資の基本中の基本として挙げられる分散投資だが、果たしてデメリットはないのだろうか。
一度、あえて分散投資のデメリットについて考えてみたい。
分散投資のデメリットとは
分散投資を行ったときのデメリットを4つ挙げてみよう。