分散投資,デメリット,集中投資
(画像=PIXTA)

目次

  1. 分散投資のデメリットとは
    1. (1)資産の増え方が遅い
    2. (2)コストがかかる
    3. (3)管理に手間がかかる
    4. (4)成績が世界景気に左右される
  2. デメリットを理解したうえで運用方法を選ぶ

2017年1月から「iDeCo」が、2018年1月からは「つみたてNISA」が始まり、若年層を中心に加入者が増えているという。

投資の初心者に向けた解説記事を読んでも、セミナーに行っても、まずいわれるのが「分散投資」の重要性。そして、初心者でも安心して「分散投資」が始められると勧められるのが、iDeCoであり、つみたてNISAだ。 分散投資には、大きく分けて3つの意味がある。買い付け時期をずらす「時間分散」、株式と債券など異なる資産を保有する「資産分散」、日本と米国など地域を広げる「地域分散」だ。常に投資の基本中の基本として挙げられる分散投資だが、果たしてデメリットはないのだろうか。

一度、あえて分散投資のデメリットについて考えてみたい。

分散投資のデメリットとは

分散投資を行ったときのデメリットを4つ挙げてみよう。