分散, 投資, リスク
(画像=PIXTA)

目次

  1. 上昇がつづく日本の株式市場
  2. リスクを軽減させる「分散投資」
  3. ありがちな分散投資の勘違い
  4. 正しいリスク回避のための3つの「分散」
    1. ①投資対象の分散
    2. ②投資時期の分散
    3. ③投資期間の分散
  5. 「分散投資」は日常生活にも応用できる

上昇がつづく日本の株式市場

日経平均株価が上昇を続けている。 2017年末の勢いそのままに、2018年の年初から大幅な値上げを続け、1月上旬には戻りのメドとも言われる節目の2万3000円を軽くクリア。さらに9月末には2万4000円を突破し、10月1日には終値で2万4245円を付けるなど1991年11月以来、26年ぶりの高値水準となった。

その後は下落し、調整局面に入りながらも10月19日現在では2万2532円をつけている。 昨年2017年5月末の日経平均株価の終値が1万9650円だったのと比較すると、約1.14倍の値上がりだ。株価が上昇局面を迎えると、「少しでも有利に運用したい。自分も相場の波に乗らねば」(「今、参加しないと儲け損なうぞ」と投資家を急かす意味で「バスに乗り遅れるな」とも言われる)と考える人たちも増えてくる。

しかし、ここで焦ってはいけない。リスクを軽減させるため、必ず「分散投資」を考えてほしい。

リスクを軽減させる「分散投資」

おさらいをしておくと、分散投資とは、1つの資産に集中して投資するのではなく、性質が異なる複数の資産に分散して投資することだ。日本には「資産三分法」(一般的に「現金」「土地」「株式」)という考え方は以前からあったし、投資のテキストなどに載っている「卵を1つのかごに盛るな」などといった欧米の格言をご存じの方も多いだろう。

20年前、私が駆け出しのFPであった当時と比べると、ずいぶん分散投資という言葉も浸透してきたような気がする。しかし、正しく分散投資を実行できている人は、意外と少ないのではないか。

ありがちな分散投資の勘違い