ブラックリスト,クレジットカード,与信
(画像=PIXTA)

カードローンの審査には信用情報が重要になると説明した。信用情報に金融事故情報が登録されていると、審査には通過することはできない。金融事故情報とはどのような情報なのだとうか。信用情報機関ごとに異なる登録情報や登録期間の違いや、主な金融事故情報について解説していく。

目次

  1. クレジットヒストリーの信用情報機関は3機関
  2. 加盟会社はクレジット会社だけではなく、保険会社、携帯電話会社などもある――CIC
  3. 大手信販会社やクレジットカード会社が株主――日本信用情報機構(JICC)
  4. 事故情報があるとブラックに
    1. 事故情報その1 自己破産、民事再生などの債務整理(登録されない信用情報機関も)
    2. 事故情報その2 水道料金などは含まない場合もある 約定返済日よりも3カ月以上の遅滞
    3. 事故情報その3 法的に手続きをとられた場合 債権回収
    4. 事故情報4 本人に代わっての返済 保証履行、保証履行弁済、連帯保証人弁済
    5. 事故情報5 なんらかの理由によるカードの強制解約
  5. 信用情報に事故情報が掲載されたら困る4つの事例
    1. 困るケースその1 クレジットカードの審査に落ちる
    2. 困るケースその2 住宅ローン、自動車ローン、カードローンなどのローン審査に落ちる
    3. 困るケースその3 「10万1円以上」のスマートフォンや家電の分割払いができない
    4. 困るケースその4 賃貸物件の入居審査に落ちる
  6. クレジットヒストリーの事故情報を消したいときは

クレジットヒストリーの信用情報機関は3機関

日本にはCIC、JICC、全銀協(KSC)の3つの信用情報機関が存在する。ここに登録されたり、各加盟会社の照会により開示されたりする情報は、各加盟会社からの情報を元に登録される。ただし、登録前や情報取得前には、必ず申込書などで登録される本人の同意を得ることが必要である。

なお、この3つの信用情報機関は、貸し倒れを未然に防止するため、一部情報の情報交換を行っていて、各信用情報機関に登録する加盟会社は、この3信用情報機関の情報を利用することができる。

CIC、JICCの両方に重複して加盟している会社は多い。また、銀行は必ずKSCに登録している。以下に各情報信用情報機関の特徴を述べる。

加盟会社はクレジット会社だけではなく、保険会社、携帯電話会社などもある――CIC

CIC(シー・アイ・シー)は、1984年に設立された信用情報機関であり、株式会社だ。クレジットクレジット会社数社で共同設立された会社である。2018年1月末の時点で942社が加盟しており、クレジット会社や保険会社、携帯電話会社、百貨店、保証会社などが加盟しており、企業が加盟する際には厳格な審査を行う。総登録データは2018年10月時点で7億2562万件とかなりの数である。

CICは、加盟企業からの情報照会に応じて、「基礎特定信用情報」を提供している。また、加盟企業からも情報を収集していて、情報は日々更新されている。

大手信販会社やクレジットカード会社が株主――日本信用情報機構(JICC)