「以前に保険を契約した頃とは自分や家族の生活状況が変わったので、現在の状況に合った内容に見直したい」「毎月の保険料を少し安くしたいけど、いろいろな保険があって選べない」と悩むこともありますよね。そういうときには、どこに相談すればいいのでしょうか?おすすめの保険の見直し相談先をご紹介します。

保険はライフステージに合わせて見直すべき

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(画像=PIXTA)

ライフステージとは、年齢にともなって変化する生活の過程をいくつかに区切った、それぞれの段階のことをいいます。就職、結婚、出産・子育て、子どもの教育、子どもの独立、リタイアなどのライフステージでは家族構成が異なってきます。さらに、自分や配偶者、子どもの年齢、子どもの数によって家計に必要な費用が異なります。

自分の夢や目標を実現するために必要なものは、お金だけではありません。家族や友人・知人との関わり、健康や生きがいなども重要な役割を持っています。そのため、自分が希望する生き方や生活課題を解決する方法を自分ひとりで判断し、同時にリスクにどのように対応するかを考えるのは、簡単なことではないのです。困ったときは専門家に相談することも視野に入れましょう。

ライフステージごとに、想定するライフイベントやマネープランの変化を確認して、併せて保険を見直すと、経済的なリスクに合理的に備えることができます。

保険の見直しはFPに相談するとスムーズ

保険を見直すときに大切なことは、保険料が安いだけではなく、現在の生活状況を把握・再確認して、どれだけの保障があればいいのかを知って備えることです。

ファイナンシャル・プランナー(以下FP)に相談すれば、相談者と家族の家計を数十年先まで見渡すことができるように、社会保障制度の要素を取り入れて、複数の保険会社の中から比較・検討してくれます。

保険の見直しを考えるときは、無料相談を利用することもできますよ。

保険の見直し相談先の選び方

保険の見直しをFPに相談したいときは、店舗に出向いてそこで見直す「来店型」と、自分の都合のいい場所を伝えて訪問してもらって相談する「訪問型」の2つの方法があります。どちらを選んでも同じ保険商品であれば保険料は同じですので、自分にとって相談しやすい方を選ぶと良いでしょう。

来店型と訪問型のメリットとデメリットをまとめましたので、参考にして選んでみてください。

「来店型」

メリット
・遊び盛りの子どもがいる場合は、キッズスペースがある店舗を選ぶことで、子どもの動きを気にせずに話を聞くことができる
・取扱保険会社が30~40社と幅広い

デメリット
・店舗によって取扱保険会社が異なる場合がある

「訪問型」

メリット
・自分の都合のいい場所に来てもらえるので、相談場所までの時間や交通費を最小限に抑えることができる
・言いにくいことを相談する場合でも、他の人を気にせずに話ができる

デメリット
・地域によっては訪問してくれるFPがいないという可能性がある
・FPによって取扱保険会社が異なっている場合がある

複数の保険を扱っている乗り合い代理店では、複数の保険会社との契約であってもまとめて管理してもらえます。

独立系のFPは、保険だけではなく年金制度や住宅ローン、資産運用、税制、相続などの幅広い知識でお金の面での悩みをサポートし、「くらしとお金」に関する解決策のアドバイスを行う専門家です。有料ですが、中立な立場で家計全般や保険の見直しの相談を受けてもらいたいときにはおすすめです。

おすすめの保険の見直し相談先(無料・有料)

保険を見直すときのおすすめ相談先を紹介します。

二アエル
来店型保険相談窓口を検索できるサイトで、相談料は何度でも無料です。1,200以上の店舗から検索することができます。電話予約なら当日、翌日の相談も可能です。相談した店舗で、加入手続きから契約後のアフターフォローまでサポートしてくれます。

保険見直し本舗
来店型保険相談窓口です。相談料は何度でも無料で、40社以上の保険会社と提携しています。加入手続きからアフターフォローまでサポートしてくれます。

FPのチカラ
訪問型保険相談窓口です。相談料は無料です。年齢や家族構成を入力しておすすめのFPの中から相談を依頼したいFPを選べます。アフターフォローの記載はありません。

保険見直しラボ
訪問型保険相談窓口で、相談料は無料です。31社の保険会社と提携し、平均業界歴12.1年のFPが相談を受けてくれます。保険相談とアンケート回答でプレゼントがもらえます。アフターフォローの記載はありません。

日本FP協会
独立系FPの相談窓口です。相談場所、相談料はFPが独自に設定していますので、所在地や相談内容から希望のFPを選んで申し込むことができます。

FPのアドバイスを参考に見直して

有料・無料を問わず、相談する前に、自分の保険証券などを確認して内容を把握しておきましょう。大まかな相談内容を事前に伝えておくと、限られた時間が有効に使えます。何人かのFPに相談することも可能ですので、アドバイスを参考に見直すことをおすすめします。

文・藤原洋子(ファイナンシャル・プランナー)/fuelle

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