4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先月中旬に終了しましたが、日本経済新聞の集計によると前期は自動車や機械などの製造業の苦戦が目立ち純利益が小幅ながら3期ぶりの減益となってしまいました。しかし、こうしたなかでも健闘し前期に過去最高益を更新した銘柄もあります。

投資のヒント
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そしてそうした銘柄のなかには前々期に続いて最高益を更新した銘柄もみられます。そこで前回は5割以上の大幅な増益で最高益を更新した銘柄を取り上げましたが、今回は3-4割の営業増益で前々期の最高益を更新した3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばダイフク(6383)は37%の増益で2018年3月期の最高益を更新したほか、東映(9605)でも31%の増益で前々期の最高益を更新しています。

前期に3-4割の大幅増益で前々期の最高益を更新した3月決算銘柄
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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク マネックス証券より】
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