成功者と凡人との違いは数多く存在するが、もし1点に絞るならば「努力の量」に尽きるのではないだろうか。

1つ1つの努力は誰にでもできるような小さなことだとしても、継続し、他人を凌ぐような量をこなすとなると、並大抵のことではなくなる。

成功するために能力が関係ないと言われるのはそういうわけなのだ。『億を稼ぐ人の考え方』の内容を紹介するシリーズの最後は、「成功するための努力」に触れる。

(本記事は、中野祐治氏の著書『億を稼ぐ人の考え方』きずな出版の中から一部を抜粋・編集しています)

応援する人だけが応援される

応援
(画像=PIXTA)

人生の成功にはいくつかの秘訣があるとは思いますが、そのうちのひとつは「応援される人になること」ではないでしょうか。

まわりの人の応援なくしては、試練や困難を乗り越えることも、成功もないと思います。

人は1人では生きられません。人は誰かに支えられ、応援されて、生きています。

そして、応援される人になるためには、まず自分がたくさんの人を応援する人になることです。あなたの大切な人、大好きな仲間を応援する人になることです。

「いつも応援してくれているAさんだから、自分も応援しよう」

これは当然の感情ですよね。貸し借りとか損得勘定を超えた、人と人との間に生まれる自然な感情です。

応援とは見返りを求めての行為ではなく、それ自体が自分の喜びとなる行為です。

しかし、自分を応援してくれるという行動を通じて、自分に関心を持ってくれているAさん、自分を認めてくれているAさん、自分を尊重してくれているAさん、そのような「Aさんという人」の力になりたい、という気持ちが自然と湧いてくるのです。

応援は行動で示そう

人を応援することから、たくさんのことを気づき、学び、成長があります。

想いは行為です。「応援してるよ」と言葉でどれだけ言っていても、行動をともなわなければ思っていないのと同じです。

  • 口では「応援するから」と言っても、いざとなると何もしない人
  • 「応援してやってるんだけどさあ」と、自分のことをひけらかす人
  • 批判をしたり足を引っ張ったりする人

このような人には、応援しようという気持ちはあまり起きません。

自分が相手に対して取っている行動は、相手が自分に対して取っている行動の裏返しです。あるいは、相手が自分に対して取っている行動は、自分が相手に対して取っている行動の裏返しでもあります。

だから、応援される人は、日頃からまわりの人を応援している人なのです。

私なら友人や仲間やメンターがバーを始めたら、そこで飲んでお金を落とします。

友人や仲間やメンターが雑貨屋を始めたら、そこで買い物をします。

友人が悩んでいたら、いい本を教えてあげたり、悩みの解決につながる人を紹介してあげたり、メンターを紹介してあげると思います。

想いを行動で示す。まずは自分が応援者になる。

多くの人から応援される人というのは、誰よりも多くの人を応援している人なのです。

与えたら、与えたぶんだけ返ってくるのです。

「誰にでもできることを、誰もやらないくらいやり続ける人」が、億を稼ぐ人になれる

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(画像=PIXTA)

メンターから教わってきたことはすべて人として大切なこと、原理原則です。

そこに価値があるのです。

特別な才能などなくても、自分を磨き、努力の方向性を整えれば、あとは努力によって理想の人生はつくることができる。自分の将来のために努力を惜しまずにハードワークする、ハートのいい人がうまくいく世の中。

これが、私や私のコミュニティの大事にしている価値観です。

ここまで読んできたあなたならおわかりだと思いますが、この本には「誰でも〇〇で簡単に!」とか「すぐに楽して儲かる!」とかいう手っ取り早い方法は書いていません。

特殊なやり方・スキル・テクニックは、再現性に欠け、短命だと思っているからです。

10年後、20年後には役に立たないでしょう。

原理原則とは不変であり、普遍であり、再現性があり、効果性がある必要があります。

メンターからの教えは、「基本を愚直に徹底的にやる」です。

そのことが生涯を通じて役に立つ経験値となり、財産になるのです。

過去の学歴などで人生の優劣が決まってしまう世の中だとしたら、味気ないなと感じます。しかし実際は、社会人になってから学ぶか学ばざるかで、人生は大きく変わります。

何歳からだって、逆転はできる

誰もが知っている、1万円札の顔、慶應義塾の創立者である福澤諭吉は『学問のすゝめ』で次のように言っています。

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり。
〜中略〜
されども今廣く此人間世界を見渡すに
かしこき人ありおろかなる人あり貧しきもあり冨めるもあり
貴人もあり下人もありて其有様雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや」

昔の文章なのでわかりづらいと思いますが、関西弁で言うと次のようになります。

「神様は人間を平等につくってて、生まれながらにして上も下もないらしいで。
でも! でも! じゃあ、なんで頭のいい人もおればアホもいて、
金持ちもいれば貧乏人もおるんや!? おかしいやん!」

ということです。そしてその後、こう続きます。

「されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりてできるものなり」

つまり、

「頭いいヤツとアホの違いは、学んだか学んでないかということやで」

と言っているのです。本当にそう思います。

私自身が、24歳までは普通の会社員だったところから、本当に毎日学んで学んで学びまくり、いまは法人を4社経営し、年収は億を超え、人生が変わりました。

特別な才能があったわけではありません。かなり不器用な人間です。

ただ「学んできた量、努力してきた量」には、堂々と胸をはることができます。

まだ約20年ですが、学びと実践を繰り返してきて思うことは、「人生は一生学びであり、一生修行だ」ということです。

もしかすると、「一生修行か、きついな〜」と感じる人もいるかもしれませんが、そのほうが楽しいです。楽しんだらいいんです。成長することをあたりまえの習慣にしてしまえばいいのです。

息を吸うこと、吐くこと、ご飯を食べること、学ぶことを同列の感覚にするのです。慣れるとそれがあたりまえになります。

「うまくいく人は特別な人ではないんだよ。誰にでもできることを、誰もやらないくらい一生懸命やり続ける人なんだよ」

とメンターに教わりました。

学び続けることは誰だってできます。共に成長者として生きていきましょう。

億を稼ぐ人の考え方
中野祐治
株式会社YAPPY代表取締役。ほかにも複数の会社を経営する実業家。飲食店、オーガニックショップ、人材派遣事業、講演会、業務コンサルティング、ビジネストレーニング事業などを多岐にわたって展開する。大阪府大阪市生まれ。神戸大学卒業後、シャープ株式会社(SHARP)に入社。24歳で経営のメンターと運命的に出会い、そこからメンターに学び始める。26歳のときに親族の借金を肩代わりしていた両親が夜逃げ。借金取りが家に押しかけてくることも経験。その経験から、1回きりの人生を全力で生きると決める。人生において「すべての人を勝利に導く」をビジョンとして掲げ、事業の道に踏み出し、27歳で独立。そのビジョンを実現していくために、「すべての人の幸せのお手伝いをする! 」を経営理念として、人々の多様化するニーズやライフスタイルの変化にいち早く応えるために、さまざまなサービスを展開している。39歳ですべての事業からの収入が年収1億円を超える。500人規模から1000人規模の講演会を毎月開催し、多くの若者からメンターと慕われる、いま注目の起業家。

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