東芝の2020年4~9月決算が連結最終損益ベースで2年ぶりに黒字化し、21年3月期の増配を決めました。不正会計や米原子力子会社の巨額損失で経営危機に陥った同社ですが、調達改革や不採算事業の整理など経営再建策が一定の成果を上げています。再生エネルギー関連事業を重点領域と位置付けるほか、主軸とする社会インフラ事業とビッグデータを融合させた新たな収益モデルの確立を目指しています。一方で約4割を出資する半導体メモリー大手、キオクシアホールディングスの上場は延期に。再生の進捗と新たな成長戦略について、トップ就任から3年目を迎える車谷暢昭社長に聞きます。

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