2022年4月4日に予定されている東京証券取引所の市場再編では、第一部、第二部、JASDAQ、マザーズの4つの市場が、「プライム」「スタンダード」「グロース」の3つの市場区分へと再編されます。グローバル投資家への投資魅力訴求を意識し、株式流動性やガバナンス体制を市場区分の判断材料としますが、進め方いかんでは日本市場や日本企業の信頼にも関わる大事な取り組みとなります。2022年は、新型コロナウイルスで傷ついた経済活動の本格回復が期待される一方で、インフレの長期化懸念、各国での金融正常化の影響など、見通しにくい市場環境が続きます。東証などを傘下に持つ日本取引所グループ(JPX)の清田瞭CEOに2022年の展望を聞きます。

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