日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 2万5,762.1円 △415.53円
為替 1ドル=118.24円
売買高(東証一部、以下同) 13億3,986万株
売買代金 3兆1,947億3,900万円
値上り銘柄数 1,331銘柄
値下り銘柄数 750銘柄
騰落レシオ(25日) 92.14%

市況概況

米国株高を受けて大幅高

米国株が大幅高となったことから買い先行となった。

特に買い上がる材料があったわけではないが、目先的な売りは一巡した感があり、買い戻しを急ぐ動きや業績面で売られすぎた銘柄の買い直しなどが見られて指数を押し上げた。昨日(2022年3月15日)に指数の足を引っ張った銘柄が堅調になり、上値の節目を試す動きになった。

昼の時間帯には手仕舞い売りに押される場面があった。後場は上げ幅縮小しての始まりとなったが、値持ちがいいため、目先的な空売りの買い戻しがあって高値を更新。上値の節目とみられる2万5,800円を超える場面があった。

ただ、2万6,000円が意識されたのか、窓埋めということで達成感が出たのか、最後は手仕舞い売りがあって上げ幅を若干縮小しての引けになった。

小型銘柄は堅調なものが多かったが、買い上がることはなかった。

東証マザーズ指数は大幅高、二部株指数や日経ジャスダック平均は堅調。先物は散発的にまとまった売り買いが見られ、指数を動かす場面はあったが、大きく方向付けるような断続的な売り買いはあまり見られなかった。

米国株も下値模索という状況のなかで大きく上げ下げしているが、日本株も指数先行で右往左往する展開が続いている。

少なくとも積極的に買い上がる材料には乏しく、まだまだ「上がれば売り」「下がれば買い」という感じでの保ち合いが続くだろう。

テクニカル分析

日経平均
2022年3月4日と3月7日に空けた窓を埋めにかかったが、埋め切れないという感じだ。いずれにしても2万5,800円~2万6,000円水準での上値の重さが確認された形になった。ここから再度下値を試すような保ち合いが続くだろう。

あれやこれやと一言

米国株は大きく上昇となったが、特に買い材料があるわけではなく、利上げの影響やロシアの経済制裁の影響、中国の景気動向などが解決したわけではない。まだまだ買われすぎ銘柄の修正安は続くだろうし、ここのところ売られていた買われ過ぎ銘柄も「戻れば売り」という状況には変わりないだろう。

日本株も同様で、買われすぎ銘柄の修正安となった要因である「金融緩和の終了」への懸念。そして、インフレ懸念が薄れたということではなく、まだまだ値上げが続くだろう。原油高の影響もここから本格化するということだと思う。業績面で買える銘柄が下支えとなるとは思うが、下値模索には違いないだろう。

「ウクライナの戦争が早く終わればいい」と思うが、実際に戦争が終結しても、その後の世界的な経済の混乱は免れないと思う。「ロシア離れ」が続くのだろうし、ここからの中国の出方次第では中国離れという可能性も出てくる。そして欧米の連帯の中で「同盟国至上主義」とでもなれば金融緩和の終了もあり、資金の流れが気になることになる。

少なくともロシアと緊密というような企業への投資は避けられる可能性もあり、逆に経済制裁の影響が取り沙汰されて売られたところが買い場となるものも出てくるのだろう。

いずれにしても金融緩和の終了やインフレ懸念でお金の流れに変化が見らえれるところで経済制裁の影響がさらに流れを複雑にするということになり、その分信用収縮=リスク回避となるのではないかと思う。いずれにしても冴えない展開が続くのだろう。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。