日本触媒が「製品市況に左右されない企業体質」への変革に取り組んでいます。

グローバル規模での競争環境や需給バランスの変化に振り回されない事業構造が目標で、電池関連、ライフサイエンス関連などいわゆるスペシャリティ製品が中心の「ソリューションズ」事業の売り上げ比率を現在の約3割から2030年には5割に高めます。

世界トップの事業規模を持つ高吸水性樹脂・SAPなど素材販売型の「マテリアルズ」事業では、原料段階からのより効率の高い生産技術の確立により、新興国企業の攻勢があっても安定した収益の確保を目指します。

一時は他メーカーとの統合構想が浮上するなど、経営環境の変化が続くなかでのかじ取りについて、五嶋祐治朗社長に聞きます。

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