西武ホールディングスが踏み出す大胆な経営改革への注目が高まっています。

キーワードは「アセットライト」で、これまでの経営スタイルを一新し、ホテル、レジャー施設などの資産を必ずしも保有せずに運営受託により価値を生み出す事業モデルへと転換します。

ホテルやスキー場、ゴルフ場など約30施設をシンガポール政府系投資ファンドに売却し、運営に専念。鉄道事業や不動産事業についてはニューノーマルに合わせた改革を進め、強固な財務・事業体質の構築を目指します。

西武ホールディングスでの取り組みの成否は、コロナ禍で都市交通や沿線開発を主軸にした事業のあり方が問われている鉄道各社だけでなく、収益力向上の期待から「保有する経営」からの変身を求められている日本企業全体にとっても、生まれ変われるかの試金石となります。

後藤高志社長に改革への思いや成算を聞きます。

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