コロナ禍を受けて楽器の販売苦戦が続いていたヤマハの業績が回復基調にあります。富裕層のピアノ需要をけん引役に好調だった中国に続き、インドや東南アジア各国など新興国での楽器販売が順調に伸びつつあるといいます。
一方で、楽器に続く柱の音響機器は音楽配信サービスの台頭に押されているうえ半導体不足も響き、立て直しが急務となっています。
前回の中期経営計画未達を踏まえ5月に発表した3カ年の計画では、成長市場であるアジアでの重点投資のほか、音楽や映像の制作・配信機器など新たな分野での収益拡大などを掲げ、事業利益率14%を目指すといいます。
中田卓也社長を招き、今後のグローバル戦略に迫ります
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