王子ホールディングスが環境問題に寄り添った経営への取り組みを加速しています。

「王子の森」と名付けた自社保有林を国内外で拡大し、製紙で大量に出る二酸化炭素を吸収・相殺する一方、再生可能な木質由来の製品の開発を進め、環境に配慮した包装材・パッケージや、医療領域への展開などを目指します。

パルプ、木材加工事業など資源環境ビジネスも本格的に強化する考えです。また、EV(電気自動車)向けのコンデンサフィルムのような機能性事業や、原紙から一貫生産するダンボール事業も伸ばし、印刷関連事業の伸び悩みをカバーします。

今後の事業戦略について磯野裕之社長に聞きます。

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