オリンパスが10年前の粉飾決算発覚以来進めてきた経営改革にひと区切りをつけました。赤字体質だったデジタルカメラに続き、祖業である顕微鏡など科学事業の売却も完了。
2019年の社長就任以来改革を主導してきた竹内康雄社長は、在任中に2倍以上になった株価上昇も花道に、2023年3月でシュテファン・カウフマン氏に社長を交代します。
今後も大株主で経営にも参画する米有力アクティビストのバリューアクト・キャピタルと協調しながら、圧倒的なシェアを握る内視鏡分野や、成長のけん引役と位置付ける治療機器分野での成長を目指す考えです。
竹内康雄社長にこれまでの振り返りと、今後の展望を聞きます。
オリンパス社長 竹内康雄氏 ―― トップに聞く(短縮版)
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