中外製薬が増収増益基調を維持しています。トップシェアを持つ国内がん領域などでの成長が続いているためです。

株式の過半を有するスイス・ロシュとのアライアンス効果により、マーケティングにあまりコストをかけず研究開発に力を注ぐことができる強みがあり、遺伝子技術を生かした「抗体医薬品」などの分野で有望新薬の開発が進んでいます。

関節リウマチ薬の「アクテムラ」、血友病治療薬の「ヘムライブラ」、新型コロナウィルス治療薬「ロナプリーブ」などに続くけん引役についてなど、今後の成長戦略を奥田修社長に聞きます。

中外製薬社長 奥田修氏 ―― トップに聞く(短縮版)

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