半導体製造工程など微細加工で使われるPCBドリル(電子回路基板用超硬ドリル)で世界トップシェアを持つユニオンツールの利益成長が続いています。

半導体パッケージ向けの需要が堅調なほか、通信インフラ整備の拡大も手伝って、高付加価値のコートドリルや、部品加工に使う超硬エンドミルの売り上げが伸びているためです。

円安も手伝い、上海ロックダウンなどの影響もこなして2022年12月期は増益の見通しです。各製造拠点はフル稼働に近い状況で、世界の需要動向を見極めつつ積極的な設備投資や研究開発投資を続ける考えです。

片山貴雄会長にこれからの事業戦略を聞きます。

ユニオンツール会長 片山貴雄氏 ―― トップに聞く(短縮版)

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