米菓最大手の亀田製菓が「海外」と「食品」という2つの軸で事業再構築を加速しています。

6月に会長兼最高経営責任者(CEO)に就任したジュネジャ・レカ・ラジュ氏はインド出身で、ロート製薬副社長を経て亀田入りした異色の経歴を持ちます。

ここ10年で米国の菓子メーカーのほか、国内の長期保存食メーカーや代替肉メーカーを買収するなど、主力の国内米菓以外の事業を拡大するための布石を打ってきた同社。ブランド絞り込みや赤字が続く海外のてこ入れと並行し、プラントベースフード(植物性食品)などへの投資を急ぎ、「グローバル・フード・カンパニー」への脱皮を目指すといいます。

ジュネジャCEOを招き、成長戦略を深掘りします。

亀田製菓CEO ジュネジャ レカ ラジュ氏 ―― トップに聞く(短縮版)

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