川崎製鉄、NKKの統合により発足してから20年を迎えたJFEホールディングスが「量」から「質」への構造改革に拍車をかけています。
高付加価値品比率の引き上げに向け生産体制の見直しを進めるほか、顧客とのコミュニケーション強化をテコに原料コストの上昇分を確実かつ早期に価格に反映し、物価高騰が続くなかでも鋼材トン当たり1万円の利益確保を目指します。
この一方で、気候変動問題への取り組みを強化。カーボンニュートラルの目標達成に向け鉄鋼事業で技術改革を進めるほか、洋上風力ビジネスに参画し、エンジニアリング、鉄鋼、商社、船舶のグループ内各事業のシナジーをきかせながら電気の安定供給に貢献していく考えです。
柿木厚司社長にこれからのかじ取りについて聞きます。
JFEホールディングス社長 柿木厚司氏 ―― トップに聞く(短縮版)
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