本記事は、千田琢哉氏の著書『一流の人が、他人の見ていない時にやっていること。 最後に生き残る人の「秘密の習慣」40』(清談社Publico)の中から一部を抜粋・編集しています。

周囲より速くできることを見つける。

周囲より速くできることを見つける。
(画像=BBuilder/stock.adobe.com)

いきなり結論から入るが、あなたの人生で最高のパフォーマンスを出したければ方法はひとつしかない。

自分の得意分野で楽勝し続けることだ。

楽勝し続けることで時間を生み出し、さらに楽勝できるようにあなたの武器を磨き込むのだ。

だが「自分には特に才能がない」「他人より評価されたことが何も思い浮かばない」と思い込んでいる人は多い。

そんな人に自分の才能に気づいてもらう画期的な知恵がある。

それは自分が周囲より速くできたことを思い出すことだ。

たとえば数学の問題を解くのが周囲より桁違いに速かった人がいれば、論理的思考能力がその人の才能かもしれない。

あるいは事務処理が周囲より速かった人がいれば、事務能力がその人の才能かもしれない。

スピードというのはその人の才能のとてもわかりやすい指標なのだ。

一流の料理人は例外なく調理のスピードが速いし、一流の画家はデッサンのスピードが猛烈に速い。

著述家の世界でもこれは同じで、凡人から見たらプロは想像を絶するスピードで文章を書き上げる。

進学校で学年断トツの成績優秀者は、問題を解くスピードも断トツだったはずだが、これも遺伝的な頭の良さが顕在化したものである。

あなたも他人の能力に感心している場合ではない。

あなたの人生を振り返れば、必ずあなたにも周囲より速くできたことが思い出せるはずだ。

もし思い出せなければ両親や祖父母、兄弟姉妹に聞いてみたり、幼馴染みや同級生、会社の同僚・上司・部下に真剣に聞いてみたりするのもいいだろう。

あなたの本気が伝われば、相手も本気で思い出して教えてくれるはずである。

厳しい言い方になるが、あなたが習得するのに周囲より時間を要したことは才能ではないことが多い。

これだけはあなたに憶えておいてもらいたいが、成功は努力に比例しないという紛れもない現実である。

成功は才能に比例し、努力は自己満足に比例するのだ。

その証拠に報われない努力家たちの口癖は「負けたけどよくやった」「負けて良かった」という負け犬の遠吠えばかりだ。

綺麗事を抜きにすると、せっかく奇跡的に授かった命だからこそ、やっぱり人生は勝ったほうが断然楽しい。

これは私自身が負け続けの人生だったからよくわかるのだ。

私の10代は負け続けの人生であり、何かで勝った記憶がまるでない。

ところが20代以降はまるで別人のように勝ち続けの人生に突入した。

理由は様々あるのかもしれないが、私自身が強く意識しているのは自分の才能で勝負していることだけだ。

私の不調はセミプロの絶好調とほぼ同じ実力だと確信しているし、その目利きが間違っていなかったからこそ今日までやってこられたと思う。

さて、次はあなたの番だ。

一流の人が他人の見ていない時にやっていること。
楽勝し続けることで最高のパフォーマンスを発揮している。
一流の人が、他人の見ていない時にやっていること。 最後に生き残る人の「秘密の習慣」40
千田琢哉(せんだ・たくや)
次代創造館代表。文筆家。
愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。東北大学教育学部教育学科卒。
日系損害保険会社本部,大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立. コンサルティング会社では, 多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。
のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、~タブーへの挑戦で,次代を創る~を自らのミッションとして執筆活動を行っている。
「朝日新聞」「週刊ダイヤモンド」「週刊プレイボーイ」等にインタビュー・取材記事が掲載.著書多数。
現在、南青山在住。
2016年7月よりリスナーから寄せられた質問に答える音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」を開始。
2018年12月よりPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」を開始。
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