本記事は、千田琢哉氏の著書『一流の人が、他人の見ていない時にやっていること。 最後に生き残る人の「秘密の習慣」40』(清談社Publico)の中から一部を抜粋・編集しています。

ランチは抜きか、ズラす。

一流の人が、他人の見ていない時にやっていること。
(画像=taka/stock.adobe.com)

私が会社勤めの時代はランチのつき合いが滅法悪かった。

基本的にどんなに偉い人から誘われても、「どうしても手が離せない」「先約がある」と嘘をついてすべて断っていた。

今振り返ってもあの頃の自分を「よくやった!」と褒めてやりたいし、嘘をついたことに対しては微塵(みじん)も反省していない。

もちろん上司や先輩、同僚の誘いなどはすべて秒速で断り続け、すぐに誰ひとりとして私を誘わなくなった。

ありがたい話である。

私がランチタイムは不要だと思うようになったのは、ランチ抜きだと明らかに仕事がはかどるとわかったからである。

最初は多忙でランチを抜いたままで仕事をしていたのがきっかけだったと思うが、空腹だと感じたのは自分の思い込みであり、とても頭も冴えて仕事に没頭できたのだ。「ランチ抜きでも意外に平気だ」と思ってそれを継続しているうちに習慣となったのだ。

勘違いしてもらいたくないが、あなたにランチ抜きを強要しているわけではない。

その証拠に私も空腹に耐えられない場合は、時間をズラしてランチをしていた。

私があなたに理解してもらいたいのは、空腹でもないのに無理にランチをする必要はなく、場合によってはランチを抜くか時間帯をズラすことも考えてはどうだろうという話だ。

完全フリーになった今では睡眠も食事も自分の本能の欲するままに確保しているが、空腹でもないのに無理にランチをすると頭の回転も鈍くなるし仕事もできなくなるから絶対にそんな愚かなことはしない。

私はかれこれ20年以上もランチ抜きで生きてきたが、マイナスポイントはひとつもないばかりかプラスポイントばかりである。

人はやや空腹状態のほうが頭の回転も速くなり、体調も良好になる。

ランチタイムなどないという習慣になるとぶっ通しで仕事ができるし、昼間に眠くなることは一度もない。

さらにランチ抜きのほうが仕事のスピードも速くなるから、労働時間も途端に短くなる。

私が会社勤めの時代はランチ抜きであったためか、午後1時に他の社員が満腹で帰ってくる頃にはすべての仕事を終えていたものだ。

午後からは外回りのふりをしてそのまま直帰していたから、今とそれほど大差ない自由な人生を満喫していた。

だから空腹でもないのに無理に食事をすることは今でもしないし、満腹になるまで食事をすることもない。

それらはダイエットのためではなく、頭の回転が鈍くなって仕事に支障をきたすからである。

私にとっていちばんの損失であり痛手は自分の頭の回転が鈍くなることだから、空腹でもないのに食事をすることだけはしないのだ。

あなたもただ何となくランチタイムだからランチをしていて、午後から睡魔と闘うような無駄な人生を送っているのなら、今すぐそんな人生とは絶縁すべきである。

集団ランチからイチ抜けると人生は拓(ひら)ける。

一流の人が他人の見ていない時にやっていること。
ランチ後の睡魔とは無縁の働き方をしている。
一流の人が、他人の見ていない時にやっていること。 最後に生き残る人の「秘密の習慣」40
千田琢哉(せんだ・たくや)
次代創造館代表。文筆家。
愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。東北大学教育学部教育学科卒。
日系損害保険会社本部,大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立. コンサルティング会社では, 多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。
のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、~タブーへの挑戦で,次代を創る~を自らのミッションとして執筆活動を行っている。
「朝日新聞」「週刊ダイヤモンド」「週刊プレイボーイ」等にインタビュー・取材記事が掲載.著書多数。
現在、南青山在住。
2016年7月よりリスナーから寄せられた質問に答える音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」を開始。
2018年12月よりPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」を開始。
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