経営者がゴルフで気を付けるべきマナー

早速ゴルフを始めたいと思った方のために、ここでは経営者がゴルフで気を付けるべきマナーとして「服装」「時間」「プレー中のマナー」の3つを取り上げる。いずれも基本のマナーとして忘れないようにしよう。

ゴルフの服装はマナーの第一歩

TPOに合わせた服装は、マナーの第一歩だ。ゴルフにも同じことがいえる。ゴルフをプレーする際は、ジャージなどのラフなスポーツウエアはNG。プレー中の一般的な服装は、ポロシャツなど襟つきのトップスにチノパンやスラックスなどのロングパンツ+ベルトである。上下ともにゴルフウエアブランドのものを選べば間違いない。

また帽子やサンバイザーなど日よけになる小物も問題ない。足元は、もちろんゴルフシューズを選ぶ。さらにプレー時だけでなくゴルフ場への行き帰りの服装も気を付けなければならない。プレー時に着る襟つきのトップス+ロングパンツにセミフォーマルなジャケットを着用するのがマナーだ。ただしここで紹介した服装は、あくまでも一般的なものだ。

クラブハウスによって細かいドレスコードが決まっていることもあるため、事前に確認して備えよう。

時間を有効に使えるよう配慮

経営者としてさらに注意したいマナーは、時間を有効に使えるように配慮すること。特に集合時間に遅れるとその日一緒にラウンドを回る人全員に迷惑がかかる。また18ラウンドを一緒に回る際も、ちょっとした行動が思わぬ時間のロスとなりかねない。よく言われるマナーの一つが「1打目前に2回以上素振りをしない」ということだ。

その場では大したロスに感じなくても、毎回素振りが多いと全体として大きな時間の浪費となる。お互いに協力し合い、気持ちよくプレーを進められるように時間の有効活用方法も意識しておきたい。

プレー中のマナーも徹底を

ゴルフ場とはいっても、自分の言動すべてが相手にチェックされている自覚を持ち、周囲に敬意をもって接することがマナーの基本だ。ゴルフのプレー中にも細かいマナーがある。例えばバンカーに入った球を打ったあとには、自分自身で砂を整えなければならない。またグリーンでは、相手のパットラインを踏まないように注意し、グリーンを傷めるような走り方も控えよう。

さらにゴルフボールが当たると思わぬケガとなるため、打つ人のうしろには立たないようにする。思わぬ方向にボールが飛んだ場合の声かけも重要だ。

ゴルフはビジネスにプラス

以上、ゴルフの経営者にとってのメリットを解説してきた。事前にマナーを確認して、お互いに気持ちよくゴルフを楽しめれば、自然とよい人脈も広がっていきビジネスチャンスにも恵まれるだろう。ぜひ趣味に検討してみてほしい。

著:藤森 みすず
食品衛生管理者、情報処理のアプリケーションエンジニア。21年ほどメーカー系SIerにてプログラマー、システムエンジニアを経験。退職後、Webライターとして様々な分野の執筆を行う。一時期、飲食業開業について学んだことがあり、起業関連の情報にも精通。FXなど投資関連も得意とする。
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