⑤エアバッグシステム
前面衝突時にライダーの傷害を軽減させる世界初のシステム
前面衝突時、ライダーの傷害を軽減させる世界初の量産二輪車用エアバッグシステム。左右のフロントフォークに装着された衝撃センサーで衝突時の加速度を検知してエアバッグを展開。エネルギーを吸収してライダーが前方に投げ出される際のスピードを抑制し、相手車両や構造物などとの衝突による傷害を軽減する。二輪車専用ダミーや高精度のコンピューターシミュレーションで効果を発揮するシステムを完成させた。
⑥タイヤ空気圧モニタリングシステム
タイヤの空気圧を表示し転倒リスクを軽減する
タイヤの空気圧は意外とチェックを怠ってしまうもの。しかし空気圧が減ってしまうと、転倒のリスクはもちろんのこと、タイヤの偏摩耗によって寿命を縮めてしまう可能性があるほか、燃費にも影響がでる。そんな空気圧を常に監視して表示してくれるのがタイヤ空気圧モニタリングシステムだ。トライアンフ・タイガーシリーズの一部にはこのシステムが標準で搭載されている。
ライダー側の安全装備も進化している!
万一の際にライダーを守る「着るエアバッグシステム」
ここ十数年の間に万一の事故の際に着用したエアバッグシステムが作動してライダーの安全性高める製品が登場した。その中でもhit-airがリリースする「MLV2-C」は一体型エアバッグ・ハーネスの最新モデル。エアバッグ気室各所を大きくし、CO2ガスを最大限に活用。作動・展開の際に気室各所の固定収納ボタンやベルクロが瞬時に外れ気室が大きく膨らむ。ハーネス状で肩周りがフリーな状態のため3サイズ程の幅を持たせ、ウェストアジャストベルトでサイズ調節を可能にしている。