地方企業でも工夫次第で採用は可能
地方は、都市圏に比べると人口が少なく採用に苦戦することが多い。しかし自社の長所をアピールし、しっかりとした採用計画を立てれば、工夫次第で採用は可能となる。具体的には、地方企業が抱える課題にはどのようなものがあるのかを分析したうえで、それらの課題を解決しなければならない。
地方で採用を成功させるためには、具体的なターゲットを設定し、ターゲットが魅力に感じるような情報を提供することが必要だ。現代は、働き方改革が浸透しつつあるため、多様な働き方を求める人が多くなっている。
ネット環境やインフラの整備などは、地方と大都市とで大差はなく、地方企業でも柔軟に対応すれば、採用が必ずしも困難とはいえないだろう。
著:加治 直樹
特定社会保険労務士。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。銀行に20年以上勤務。融資及び営業の責任者として不動産融資から住宅ローンの審査、資産運用や年金相談まで幅広く相談業務を行う。退職後、かじ社会保険労務士事務所を設立。現在は労働基準監督署で企業の労務相談や個人の労働相談を受けつつ、セミナー講師など幅広く活動中。中小企業の決算書の財務内容のアドバイス、資金調達における銀行対応までできるコンサルタントを目指す。法人個人を問わず対応可能であり、会社と従業員双方にとって良い職場をつくり、ともに成長したいと考える。