経営者にとって「健康」であることは重要だ。心身に不調をきたすと、会社の舵取り役としての責任を果たしにくくなってしまう。こうした視点からぜひ経営者におすすめしたい趣味が「釣り」。今回は、「釣り」を趣味にすることで心や身体にどのような良い影響をもたらすのか解説していこう。

目次

  1. 経営者は健康が重要! 釣りで心身の休息に
    1. 心の面への良い影響
    2. 体の面への良い影響
  2. 適度にのんびりできる釣りの方法は?
    1. 海釣りの場合
    2. 川釣りの場合
    3. 船釣りの場合
  3. 道具にこだわる楽しみ
  4. 釣りで注意すべき「コンプライアンス」
    1. 法律・ルールをきちんと守る
    2. マナー破りで「炎上」しないように
  5. 新たなビジネスが生まれるきっかけにも!?
「釣り」が心身に良い影響? 経営者の趣味におすすめの理由
(画像=beeboys/stock.adobe.com)

経営者は健康が重要! 釣りで心身の休息に

釣りをしたことがない人はピンと来ないかもしれないが、釣りを楽しみ始めると、心身にプラスの効果が出てくることが多い。まず「心」に与える良い影響から紹介していこう。

心の面への良い影響

釣りはメンタルヘルスに良いと言われている。その理由のひとつが、ストレスを減らすことにつながるからだ。釣りをする場所のことを思い浮かべてほしい。海や川といった水辺で釣りをすると自ずと自然の中に身を置くことになり、その自然が心の癒やしにつながるわけだ。

釣りにおける一種の「瞑想効果」がメンタルへのメリットとされることも少なくない。一定の感覚で落ち着いて呼吸し、じっとその場で動かずにいるという状況が、瞑想のようにリラクゼーション効果を生み出してくれる。

釣りを通じて自己肯定感の高まりを感じる人も多い。釣りを始めたばかりのときは誰しも初心者だが、釣り方そのもののスキルが向上し、道具の選び方などについても知識が増えるにつれ、自らの成長を実感できる。ビジネスにおいては、自分の選択を信じ続けることがときに大きな成功の原動力となり、自己肯定感を高めておくに越したことはない。

体の面への良い影響

では一方で、フィジカル(身体)にはどういったプラス効果があるだろうか。

最も強調したい点が「バランス感覚」が高まることだ。特に海釣りでは、揺れる船の上でかかった魚と駆け引きをしなければならず、身体の重心をうまくコントロールできるように体幹が鍛えられやすい。

適度にのんびりできる釣りの方法は?

釣りと一言で言っても、狙う魚によって慌ただしい時間ばかりを過ごすパターンもあれば、適度にのんびりと楽しめるパターンもある。経営者としての普段の疲れも癒やしつつ釣りを楽しみたいのなら、できれば後者のパターンを選択したい。

海釣りの場合

海沿いから竿を投げる海釣りの場合は、置き竿で放置する「ぶっこみ釣り」がおすすめだ。仕掛けを投げたあと放っておくだけで、大物が釣れることがある。

川釣りの場合

川釣りでは、ツールを使わずに魚を釣る「ウキ釣り」がのんびりと釣りを楽しめておすすめだ。ウキの反応をみながらうまくタイミングを合わせて釣っていくスタイルだ。

船釣りの場合

船釣りの場合、ツアーや体験コースなどが豊富に用意されていることもあり、のんびりと釣りを楽しめるプランを選べばいい。直接船をチャーターする場合は、船長にのんびりと釣りを楽しめるポイントなどを聞いてみるといい。