企業経営者の趣味としての多いのがゴルフや釣りだが、「ロードバイク」を楽しむ成功者も少なくない。レース仕様の自転車であるロードバイクで会社への通勤や休日の少し長めのツーリングをすれば、心身がリフレッシュし、企業経営やビジネスにも良い影響が出ること請け合いだ。

目次

  1. そもそも自転車(ロードバイク)とはどんな趣味?
  2. 経営者が得られるプラス効果
    1. 現場にあまり出ていないなら、日頃の運動不足を解消できる
    2. 自然の中を走行すれば、日々のストレスから精神もリフレッシュ
    3. 1人になれ、かけがえのない自分の時間がつくれる
    4. 実力がついていくと、自分に自信がつく
    5. 財力があり、スペックが高めの製品を選べるのも嬉しい
  3. 家族とロードバイクを楽しむのもあり
経営者の趣味に「自転車(ロードバイク)」がぴったりなワケ
(画像=toya_uz/stock.adobe.com)

そもそも自転車(ロードバイク)とはどんな趣味?

ロードバイクと聞くと自転車レースを思い浮かべる人も多いかもしれないが、実際にはレースに出場して勝つことを目指している人ばかりではない。レース向けにつくられた自転車を購入して「趣味」として楽しんでいる人は多い。

都市部においても、幹線道路や河川敷に舗装されたサイクリングロードなどをロードバイクで颯爽と走る人の姿を目にしたことがある人は少なくないはずだ。健康のための体力作りにもなるし、普通の自転車では得られない疾走感にはまる人は多い。

経営者が得られるプラス効果

ロードバイクはさまざまな人が楽しめる有意義なスポーツのひとつだが、経営者がロードバイクを趣味にした場合、一般の人よりも多くのプラス効果を得られるかもしれない。以下にその具体的な例を5つ挙げていこう。

現場にあまり出ていないなら、日頃の運動不足を解消できる

経営者は「頭」を使うことが多い立場だ。さまざまな情報やニュースから時流を読み、未来のマーケットを予想し、勝つためのビジネス戦略を考える……。このように頭ばかりを使う時間が増えがちだと、身体を動かして汗をかく時間が相対的に少なくなる。

だからこそ経営者がロードバイクで身体を動かす行為は、日頃から身体を動かして働いている一般の人よりも、より意味のあることとなる。しかもロードバイクは、ジョギングよりも遠くに行くことができることなどから、景色がどんどん変わり飽きることなく楽しめる。

経営者は会社の顔であり、「見た目」ももちろん重要だ。ダイエットしたい場合もロードバイクは最適である。一般的にダイエットには適度な負荷の運動を長めにすることが有効だと言われており、飽きずに取り組みやすいロードバイクは気がつけば1〜2時間なんてあっという間に過ぎていることもある。

自然の中を走行すれば、日々のストレスから精神もリフレッシュ

経営者は「結果」が全てだ。ただ会社に出社して机に座っていればいいわけではなく、ある程度ストイックにビジネスに対峙していかなければならない。そのため、いくらワーカホリックな経営者でも、知らず知らずのうちにさまざまなストレスをため込んでいる。

ロードバイクを地方の自然があふれる場所で楽しめば、まるで森林浴をするように心身のリフレッシュが促される。

もちろん、都心部に住んでいるのなら自宅近くのサイクリングロードなどでロードバイクを楽しむのもいいが、時間があるなら自然が多い場所までクルマでロードバイクを運び、休日を過ごしてみてはいかがだろうか。

1人になれ、かけがえのない自分の時間がつくれる

ロードバイクを楽しんでいるときは、当然、スマートフォンの画面を見ない。この点は経営者にとっては実は大きなメリットだ。

現代人はスマホ中毒と言われるほどスマホを見て過ごす時間が長く、スマホを通じて情報を「インプット」ばかりしている。しかし経営者たる者、インプットだけだとビジネスでは勝てない。情報を自分の頭で咀嚼し、戦略を考えなければならないからだ。

もちろん、ロードバイクに乗っている最中は事故が起きないよう細心の注意を払い続ける必要があるが、インプットという行為をしない自分だけの時間を持つことにより脳を休ませられる。

その結果、ロードバイクを楽しんだあとはすっきりして考え事がはかどり、さまざまなひらめきにつながるという点は特筆すべきことだと言えるだろう。

実力がついていくと、自分に自信がつく

経営者は自分に自信を持つことも重要だ。謙虚さももちろん重要だが、自分を信じ切ることができなければ、苦しい場面を乗り切ることができない。ロードバイクで身体が鍛えられ走行スキルついてくると自己肯定感が高まり、自分に自信がついてくる。

財力があり、スペックが高めの製品を選べるのも嬉しい

ロードバイクは安いものから高いものまでさまざまな製品ラインアップがあり、お金に余裕がある経営者であればスペックにこだわって高い製品を選べるのがうれしい。もちろん最も大事なのは「道具」ではないが、品質が高いロードバイクに乗って走行するのはやはり気持ちがいいものだ。