趣味を増やしたいと考えている経営者は多い。せっかく趣味を増やしたいならビジネス面でメリットがあるものが良いだろう。実は、トライアスロンを趣味にするとビジネス面でメリットが多いといわれている。本稿では、トライアスロンを趣味にするビジネス面のメリットについて解説していく。
目次
そもそもトライアスロンとは
トライアスロンとは、水泳(スイム)・自転車(バイク)・ランニング(ラン)の3つの種目を連続して行う競技だ。語源は、ラテン語の“3”を意味する「トライ」と競技を意味する「アスロン」を組み合わせたものである。各競技には、距離の基準があり、1982年にアメリカでスイム1.5キロメートル、バイク40キロメートル、ラン10キロメートルの計51.5キロメートルが正式な基準とされた。
これは、今でも世界選手権など数多くの大会で採用されている。日本では、1994年に日本トライアスロン連合(JTU)が設立され、国内で多くの大会が開催されている。国内愛好者は約30万人といわれており、多くの人がトライアスロンを趣味にしていることがうかがえるだろう。
ビジネス面でトライアスロンを趣味にするメリットとは
トライアスロンを趣味にしている人は多い。なぜならトライアスロンを趣味にすると多くのメリットが期待できるからだ。ビジネス面での主なメリットには、以下のようなものがある。
体も心も健康になる
トライアスロンのメリットとして、まず挙げられるのが心身の健康だ。トライアスロンで体を鍛えることができるため、健康につながる。さらに心の健康も期待できるだろう。一般的に適度な運動は、ストレス発散につながるが、トライアスロンは長時間、競技をするなかで自分と向き合い、心を整理する時間を持つことにつながる。心を整理する時間は、よい仕事をするためにも大切なひとときだ。
ポジティブな思考回路になる
トライアスロンは、自発的なスポーツである。自発的に行動することは、ビジネスで成功するために重要な要素の一つだ。また自発的な行動力を身に付けるとポジティブな思考を身に付けることも期待できる。
トライアスロンは、競技場などの整備された環境のみで行うスポーツではなく、原則自然のなかで行う。そのため計画通りに進まないことも多く、突発的にトラブルが起こることもある。それらのトラブルを乗り切るためには、自発的に考え小さなトラブルを気にしないポジティブさも必要だ。トライアスロンを続けることで、ポジティブさが身に付き、ビジネスにも活かすことができるだろう。
戦略的マインドを手に入れることができる
トライアスロンは、戦略性が必要なスポーツである。複数の競技を連続して行うため、自分の得意な競技と苦手な競技を把握し、どのように乗り気切るのか戦略を立てなければならない。これは、ビジネスでも同じだ。自分が得意としている部分と苦手としている部分を自己分析し、戦略を立てて行動することで事業やビジネスを成功させることができる。
トライアスロンでは、そのほかにもタイムマネジメントやセルフマネジメントの能力を身に付けることが可能だ。これは、どれもビジネスに直結する能力でトライアスロンを趣味にするビジネス面のメリットといえる。