日産自動車(以下 日産)は2023年10月11日(水)、車中泊の新たなカタチを提案するモデル「キャラバン MYROOM」を正式発表しました。キャラバン MYROOMの発売は、2024年夏が予定されています。日産はまた、キャラバン MYROOMに先行して特別仕様車「キャラバン MYROOM Launch edition」の注文受付を、期間限定で開始したことを発表しています。
キャラバン MYROOM Launch editionのデリバリーは、2024年2月以降予定となっていて、2トーンカラーは12月末まで、モノトーンカラーは2024年1月末までオーダー可能予定となっています。ただ、計画台数に達した場合は期限前に受付を終了する場合もあるとのこと。キャラバン MYROOM Launch editionの希望小売価格(税込)は、595万8700円~となっています。
日産の純正車中泊モデル「キャラバン MYROOM」
日産の純正車中泊モデルである「キャラバン MYROOM」は、自分のお気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んで、リラックス(憩うこと)ができるクルマとして開発されたモデルです。
ベース車両は、今年誕生50周年を迎えたキャラバンのGRAND プレミアムGXで、インテリアをウッド化し「クルマの内装感」を徹底的に排除。シンプルでミニマムなデザイナーズホテルのような内装に仕上げられています。
ベッドとテーブルの組み合わせを変えることで、旅先でゆっくりくつろぐリビングモード、車中飯や旅先でちょっとした仕事をこなすダイニングモード、車中泊の夜に快適に眠るベッドルームモードに自在に変えることができます。
2列目シートも、用途にあわせてアレンジすることが可能で、シートの表と裏で硬さの違うクッションパッド構造を採用しているとのこと。そのため、乗車移動時は程よい方さの乗り心地、駐車時は柔らかいソファのような座り心地を提供してくれます。
車中泊用のベッドは、折りたたみベッドと跳ね上げベッドの2つのパターンから選択可能。
跳ね上げベッドの場合は、ワンアクションでベッド展開が可能な手軽さが魅力で、手を放してもしなやかに倒れてくるので、手を挟む心配もない仕様になっています。折りたたみベッドの方は、2分割可能なため様々なスタイルに対応できる魅力があります。
ボディカラーは、キャラバン MYROOM専用カラーのサンドベージュ/ホワイトの2トーンを含む4色展開となります。日産リーフで使われていたバッテリーを再利用し開発した「ポータブルバッテリー from LEAF」(オプション)があり、ポータブル電源から給電すれば電源のない場所でも車内で電気を使うことができます。