会津若松城等、周辺観光が充実の「会津東山温泉」

東京から日帰り〜1泊2日で行ける! 高速道路で行くオススメ温泉地【福島編】

福島県西部の中心地となる会津若松市には、「会津東山温泉」という名湯があります。会津東山温泉は、山形県の上山温泉・湯野浜温泉とともに奥羽三楽郷と呼ばれていました。

歴史は古く開湯は8世紀後半といわれており、伝承によると僧侶であった行基という人物が、三本足の鳥に導かれて発見したといわれております。江戸時代には、会津藩の湯治場として栄え、会津若松の奥座敷としても発展しました。

泉質は、硫酸塩泉で無色透明のサラサラのお湯が特徴で、長時間身体全体から心の芯まで温まれます。そのため、老若男女たくさんの方に愛されております。

会津東山温泉のある会津若松市には、こちらも名城である「会津若松城」があり、さらに会津若松市から北へ20kmほどいったところにある喜多方市には、名物「喜多方ラーメン」があり周辺観光も充実しております。

会津東山温泉は、磐越道の「会津若松IC」より車で約20分、東京駅からは首都高〜東北道〜磐越道で約300km、3時間30分ほどでアクセス可能です。

スパリゾートハワイアンズの「いわき湯本温泉」

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福島県の太平洋側は通称浜通りと呼ばれる地域で、その中心地が「いわき市」になります。いわき市を中心とした地域は、磐城地方とも呼ばれております。そんないわき市にも「いわき湯本温泉」と呼ばれる温泉地があります。

いわき湯本温泉の歴史は古く、開湯は奈良時代といわれており、鎌倉時代には三湯の箱として数えられておりました。明治時代以降は、磐城地方で石炭産業が盛んとなり、石炭の採掘に多くの温泉が湧出したが、温泉の脈を傷つけてしまったことから、1919年に地表への温泉湧出が止まってしまいます。

その後、石炭産業が衰退すると磐城地方は石炭産業から観光産業へシフトチェンジをし、1966年に現在の「スパリゾートハワイアンズ」が開業し、いわき湯本温泉は再び人気を集めることになりました。

現在でも、スパリゾートハワイアンズの他にも、3軒の共同浴場が存在し、その他旅館も充実しており、日帰り入浴、宿泊入浴両方楽しむことができます。

いわき湯本温泉には、常磐道の「いわき湯本IC」からアクセスができます。東京駅からは、首都高〜常磐道で約200km、2時間30分ほどでアクセス可能です。

東京から3時間でアクセスできる「磐梯熱海温泉」

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福島県中通り南部の中心地である郡山市の奥座敷として知られているのが「磐梯熱海温泉」です。磐梯熱海温泉は、いわき湯本温泉・新潟県の月岡温泉とともに、「磐越三美人湯」にも選ばれております。

開湯は800年前といわれており、鎌倉時代の奥州合戦後に、この地の領主となった源頼朝の家臣なる伊東祐長の出身地である伊豆・熱海より、磐梯熱海温泉と命名されたとされています。現在でも、20軒以上の旅館が建ち並び、規模の大きいホテルも多くあります。

泉質は、アルカリ性単純泉の無色透明で、身体に優しく、入浴するとお湯と肌の古い角質が反応して独特なとろとろ感がでて、それにより老廃物が洗い流されて、お肌がスベスベになるとされています。

磐梯熱海温泉には、磐越道の「磐梯熱海IC」でのアクセスが便利です。郡山駅から約20km 30分ほどでアクセスでき、東京駅からも3時間ほど(約260km)でアクセスできます。