本記事は、高橋 慶行氏の著書『投資の学校』(かんき出版)の中から一部を抜粋・編集しています。

wooden cube with ETF text , Exchange Traded Fund and blurred hand with stack of coins.
(画像=Ratana21 / stock.adobe.com)

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ETFと、「まとまったお金」の運用タイミング

ETFとは、上場している投資信託のことです。株式投資と同じように、取引の自由度が高いという特徴があります。一般的な投資信託は売買のタイミングが1日1回だったり、クレジットカード払いだと、購入日が月初に自動的に決まってしまう、など、相場の動きに対して注文したいタイミングと、大きなタイムラグが発生したりしますが、ETFは証券取引所の取引時間であれば何度も取引ができます。上場している分、株式投資の仲間だと考えてもらえればと思います。そして、投資信託ですから個別株よりも分散投資の効果があります。投資信託と上場投資信託とで、似たものとして捉えてしまいそうですが、投資スタイルは全然違うのです。

積立投資信託の話を聞いて、「私は20年も、30年も時間をかけられない」という方もいらっしゃると思います。または、今銀行に預金している「ある程度まとまったお金」をどうしたらいいか、という場合もあると思います。そういう場合には、「スポット購入」という注文方法がありますので、単発で買うことができます。

そんな場合は「好きなタイミングで自由に売買ができるETF」や、投資信託の「スポット購入」をご検討ください。「まとまったお金を投じるリスク」は、購入後に、価格が下がってしまうと損失額を取り戻すのが大変になる場合が多いことです。ETFは「すぐに売る」こともできる点で、検討の余地があります。

月々一定額を積み立てると「ドルコスト」によるリスク管理ができる反面、一括購入は、それができません。ただし、購入後に投資対象が上昇した場合、一括購入のほうが儲けは大きくなります。毎月の給与から作る資金とまとまった預貯金の運用は分けて考えるべきです。

米国市場のように、最高値を更新するような上昇トレンドが期待できる投資信託やETFがある場合には、急落や暴落のあと、まとまった資金で買う方法があります。実際に、新型コロナショックが起きた2020年2月から3月は、相場は暴落しましたが、そのタイミングでまとまった資金を投じた投資家の多くは、1年で大変大きな利益を得たケースがあります。

「下がっている最中」ではなくて「下げ止まって上げ始めてから、その波に乗る」のがセオリーではありますが、まとまったお金を投じることができる投資信託の「スポット購入」や、ETFなどの選択肢は、まとまったお金で買う選択肢としては有効です。

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(画像=投資の学校)

投資信託の始め方、やめ方

投資信託の商品を購入するのは簡単ですが、悩むのはやめどきかもしれません。特に積立をしていると、何年でやめたらいいのか? あと2年? 3年? と悩むことはあるでしょう。いくつかの方針をお伝えしたいと思います。

まず、投資信託は売却することで、簡単にやめることができます。全部売却することも、一部売却することもできます。そして、次のようなケースは、「やめどき」にあたります。

①目標利益に達したとき

目標としていた利益を達成したときは解約のタイミングとなります。

②購入時より基準価額が上回っているとき

その商品を購入したときの価格より、基準価額が上回っていれば利益が出ているということです。目標金額には到達していなくても、利益を確保するために売却するのも1つの手です。

基準価額を下回っている、つまりマイナスになっているときも、今後どんどん下がっていくことが予測されるときには解約することもあるでしょう。

③別の商品を購入するための資金を作るとき

投資中の商品の利益が出にくい状況だったり、別の商品の利益が見込めそうな状況だったりすると、投資先の変更を決断する投資家もいます。別の商品への資金捻出のために、今の投資先の商品を解約し、利益を確定させます。

④私生活で資金が必要になったとき

ライフステージによって、まとまったお金が必要になることはあります。その際に、投資信託を解約して資金を作るケースです。

なお、目標利益に到達した場合は当然ながら問題ありませんが、「積立・投資信託」も簡単に解約できるからと、コロコロと投資先を変えてしまえば複利の効果が出ず、複利の効果が出ないと、8桁という何千万円の利益を生むことは難しいので、ご注意ください。

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投資の学校
高橋 慶行(たかはし・よしゆき)
宮城県仙台市生まれ。成蹊大学経済学部卒業。投資の学校グループ代表。 世界基準の本物の投資教育と最高の学びの環境を提供することをビジョンとし、投資教育に関するプロジェクトを複数主催する株式会社ファイナンシャルインテリジェンス代表取締役。 教師一家に生まれ、日本人にとって必要な教育事業を作ることを目標にして、学生時代を過ごしながら、学生起業を経験。社会人となり、リクルート社で新卒採用に関する営業を経験し、トップセールスマンとして表彰をされ、その後独立。人生を豊かにするために必要でありながら、学校では教わらない総合的な教養を提供するうえで、自らも起業経験が必要と感じ、2008年、起業。 2013年10月、投資教育の必要性を強く感じ、株式会社ファイナンシャルインテリジェンスを設立し、「投資の学校」を開校。2021年現在、正しい投資教育の学習環境を用意し、累計13万人以上の一般投資家に対して、株式、FX、信用取引、オプション取引、日経225先物、米国株などの授業を提供している。 著書に『投資1年目の教科書』(小社)がある。
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