日経平均 | 38,903.68円 △298.15円 |
為替 | 1ドル=153.10円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億9,007万株 |
売買代金 | 3兆5920億21百万円 |
値上り銘柄数 | 1,276銘柄 |
値下り銘柄数 | 323銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 91.05% |
市況概況
月末の持高調整や日銀の金融政策決定会合前の買戻しなどで堅調
米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は堅調だったが、昨日の大幅高の反動もあり、売り先行となった。ただ、相変わらず買戻しを急ぐ動きなども見られ、寄り付きの売りが一巡となると買い直されて堅調な展開となった。さすがに特に買い上がる材料がないなかでは上値の節目と見られる38,700円~800円水準で上値が重く、堅調ながらも上げ幅限定的となった。
昼の時間帯も買いが優勢となり、後場も堅調な展開となった。38,800円を割り込むと買われるということで値持ちが良く、値持ちがいいものだから最後は買戻しも入って高値引けとなった。政局の混乱などが懸念されるが一方で日銀の金融政策決定会合での利上げはほぼないだろうということで買戻しを急ぐ動きもあったと思われる。
小型銘柄も昨日に続き売り一巡から買い直されるものが多く総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、どちらかというと買いが入ると一斉に買われるというような感じで買いに対して敏感に反応していたようだ。ヘッジ売りの買戻しを急ぐ動きもあったのだろう。
意外に強い相場が続いている。ここでさらに空売りが積み上がれば踏み上げ相場も期待されるのだが、積み上がらなければ戻り売りに押されることになると思う。特に上値を買い上がる材料があるわけではないが、決算発表が本格化するところで売り一巡となったものから買われるということなのだろう。ここからは決算発表に振らされて右往左往する銘柄も多くなり、指数の上値も重いと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線を抜けてきたが基準線に上値を押さえられた形だ。いったん75日移動平均線までの調整は見られると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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