
日経平均 | 37,529.49円 △30.86円 |
為替 | 1ドル=144.48円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億9,231万株 |
売買代金 | 4兆4721億45百万円 |
値上り銘柄数 | 345銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,246銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 139.75% |
市況概況
米国株高から買い先行で始まるも円高を嫌気して冴えない展開
米国株が堅調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことから本日の日本市場は買い先行となった。為替が一気に円安に振れる場面も見られ、先物主導で一時大きく上昇となる場面もあった。ただ、買いが続かず、買戻し一巡となると上げ幅を縮小、堅調ながらも上値の重い展開となった。
昼の時間帯も買戻しが入る場面もあったが、後場は前場の安値を下回って始まり、いったん37,500円台になると買戻しも入り再度戻りを試す動きとなった。ただ、戻りの鈍さが気になり出したところでさらに円高が進むと手仕舞い売りを急ぐ動きとなって前日の終値、節目である37,500円を下回り、下値模索となった。37,500円を下回るといったん下げ渋り感も出て、最後は買戻しも入り何とか37,500円台の安値圏ながらも下げ渋っての引けとなった。
小型銘柄は比較的為替の影響を受け難いということや幕間つなぎ的に買われるものもあり総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を動かす場面もあったが、一方向に継続して売り買いが出るということでもなく、しっかりとした方向感は見られなかった。
前場も改めて上値の重さが確認され、後場に入ると買戻し一巡から冴えない展開となった。円高を嫌気するだけでなく、なんとなく買い手掛かりに乏しいという雰囲気だ。その割には下げ渋り感はあるのだが、少なくとも慌てて買わなければならないような雰囲気でもなく、戻りの鈍さを確認しては売り直される状態が続くのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
引き続き下値を試すような動きで75日移動平均線までは下落となるのではないかと思う。ここから一段下がれば売りが加速されるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。