
日経平均 | 40,487.39円 △336.60円 |
為替 | 1ドル=143.92円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 21億9,544万株 |
売買代金 | 5兆6107億34百万円 |
値上り銘柄数 | 893銘柄 |
値下り銘柄数 | 654銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 121.37% |
市況概況
週末の米国株高などを受けて買い先行となるもさすがに上値も重い
本日も先週の地合いを引き継ぎ、買い先行となった。週末の夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこともあり、半導体株などを中心に買い気配から始まるものなども見られ、大きく上昇して始まった後もさらに上値を試すような動きとなった。さすがに40,800円を超えると上値も重くなったが、売り急ぐこともなく値持ちの良い展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯には若干手仕舞い売りに押され、一部ではトランプ大統領が日本の自動車に対しての25%の追加関税を決定したかのようなニュースも見られ、後場は上げ幅縮小で始まったあとも買いが買いを呼ぶようなこともなく、上値の重さを確認しては手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。
円高に振れたこともあり、寄り付きの水準を下回ると売りが加速されて本日の安値を探るような動きとなり、引け際からは手仕舞い売りに押されるものも散見され、結局は行って来いという形で堅調ながらも上値の重い展開となった。
小型銘柄も朝方から買い先行となり、総じて堅調となるものが多く、グロース250指数やグロース株指数は大幅高水準での推移となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて、指数を動かす場面もあり、指数が右往左往する要因の一つとなった。
引き続き堅調な展開となったが、持高調整の買いが続いているということなのだろう。7月4日までは銘柄入れ替えに伴う買いが続く可能性もあるが、本日の後場のように梯子を外されると一気に下落する可能性もあり、空売りの状況などには注意が必要だろう。出遅れ銘柄や割安銘柄を買うことで上昇に対するヘッジを行っても良いと思う。
テクニカル分析
日経平均
依然として移動平均線からの乖離も大きく、いったん25日移動平均線や基準線までの調整は見られると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。