ビールは既にマスプロダクト、マスブランディングの時代から大きく変化?

これまで世界的な大手ビールメーカーはとにかくグローバルブランドで、限られたブランドネームの商品を国ごとの味付けの調整はしながらもマスプロダクト戦略で対応してきた時代が長く続いた。

これは細かな数十のブランドを狭い市場でも展開する日本のビールメーカーとはかなりその戦略を異にしてきたが、もはや日本のビールメーカー並みに市場に細かく商品を供給することで地道にシェアを積み上げることを余儀なくされる時代が到来してきていることを強く感じる。

むしろこれまで世界市場とは別の動きをしてきた日本のビールメーカーにも一日の長が発揮できそうな市場環境になってきたといえそうだ。先進国を中心として、消費財の市場は既に成熟化しつつあり、消費者のインサイトにあわせてきめ細かい商品ラインナップに対応していくことでビジネスを拡大してく時代に入ってきている。

消費者をとりまく市場は常に変化していることを改めて意識させられる世界のビール業界のM&Aにおける新たな動きということができそうだ。(ZUU online 編集部)

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