Amazonで今、売れている「税法」に関する書籍のランキングをお届けしよう。経費関連本が根強い人気となっているほか、ここ数年話題となっているふるさと納税に関する本などもランクインしている。(ランキングは9月12日午後9時現在、価格は税込み)


10位 【新版】フリーランス、個人事業、副業サラリーマンのための「個人か?会社か?」から申告・節税まで、「ソン・トク」の本音ぶっちゃけます。(岩松正記、ダイヤモンド社、1620円)

税法⑩

2000人以上の経営者と付き合ってきた税理士が、起業、経費、青色&白色申告、副業、税理士・税務署などを項目ごとに税金の「ソン・トク」を会話形式で明らかにしていく。新版では消費税アップに関する「ソン・トク」を加筆。


9位 税務調査における事実認定

(高松謙悟、清文社、3024円)

税法⑨

国税査察官、税務署長などを歴任し、税務調査や査察調査に従事してきた税理士の著者が、税務調査の心構えやノウハウをまとめた。法令解釈よりも正しい証拠に基づいて事実を「認定」「確定」するのがあるべき姿勢として説く。


8位 スタンダード所得税法 補正3版

(佐藤英明、弘文堂、3240円)

税法⑧

所得税法を学ぶために、効率的に必要十分な知識を得て理解することを目的に構成されており、Lecture、Next Step、Examples、Pointsの4パートから成る。入門書の次に読みたい一冊。


7位 弁護士の周辺学 実務のための税務・会計・登記・戸籍の基礎知識

(高中正彦、市川充、堀川裕美、西田弥代、関理秀、ぎょうせい、3240円)

税法⑦

弁護士実務に必要な基礎知識を、新人弁護士と依頼者のやりとりを通して豊富な図表や書式例とともに具体的に解説。税理士、司法書士、公認会計士と連携して進める知識も身につく。


6位 <税金逃れ>の衝撃 国家を蝕む脱法者たち

(深見浩一郎、講談社、821円)

税法⑥

タックス・ヘイブン、メールボックス・カンパニー、秘密口座。グロ-バル企業や富裕層の巧妙な巨額の税金逃れによって、国家財政は破綻の危機にまで至っている。その巧妙な手口とは。そして、その対抗策とは。公認会計士の著者が真実に迫る。


5位 平成27年度版 税務ハンドブック

(宮口定雄・編、杉田宗久・著、コントロール社、2160円)

税法⑤

40年以上ロングセラーを続ける「税務ハンドブック」の今度版が安定の売れ行き。今年度版は「厚生年金保険料額表」「健康保険料率表」を掲載しており、本書に掲載のパスワードで全国対応の社会保険料額表がダウンロードできる。


4位 税金を払う奴はバカ!

(大村大次郎、ビジネス社、1080円)

税法④

元国税調査官で、現在は経営コンサルタント、フリーライターとして活動する著者が、現在の税制のあり方に一石を投じる。大企業や富裕層への増税を提案する一方、中小企業の節税方法、サラリーマンそして相続人の節税対策を紹介する。


3位 タックス・オブザーバー―当局は税法を理解しているのか

(志賀櫻、エヌピー通信社、950円)

税法③

ベストセラー『タックス・ヘイブン』『タックス・イーター』の著者でもある、弁護士の志賀櫻氏の最新刊が順調な売れ行きを見せている。密室で進められる税制改正の実態を暴き、鋭く切り込む超辛口の一冊。


2位 2015年改訂版 100%得をするふるさと納税生活完全ガイド

(金森重樹、扶桑社、972円)

税法②

2015年4月の制度改正で「お得度」が倍増したふるさと納税。年間数百件のふるさと納税をする「ふるさと納税の達人」が、手続きの仕方からおすすめの自治体までを丁寧に解説した入門書だ。ベストセラーとなった前著を本年度版に改訂。




1位 経費で落ちるレシート・落ちないレシート

(梅田泰宏、日本実業出版社、1512円)

税法①

フリーランスや個人事業主の頭を悩ませるのは「何が経費になり、何はならないのか」ということ。旅費、家賃、ご祝儀、クラブ代など“グレーゾーン”の領収書を経費で落とせる基準や、落とすコツを公認会計士・税理士の著者が解説する。(ZUU online 編集部)

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