第二次予防ツール

「ヒフミル君」皮膚科の医師向け遠隔診断支援ツール

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(写真=HPより)

エクスメディオが開発・提供する皮膚科領域の医師向け遠隔診断支援アプリケーション。皮膚の写真と患者情報、所定の項目を入力して送信すると、12時間以内に皮膚科専門医から無料で診断のアドバイスを得られるサービスだ。患者情報は、年齢と性別、居住地、持続性、発生日時、腫れの状態、紅斑消退、感覚、熱の有無、炎症反応上昇の有無、新規内服薬、初発の原因、周囲感染、コメントなどを入力できる。

エクスメディオは、スマホを用いた眼科領域の遠隔診断補助サービス「メミルちゃん」の提供を今年10月より開始するなど、対応する診療科・疾患の拡充を目指している。


第三次予防ツール

「わたしケア」クラウド型糖尿病患者治療支援アプリ

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(写真=HPより)

ウェルビーが開発し、塩野義製薬 <4507> が提供する、スマホ用糖尿病患者治療支援アプリ。患者自身が糖尿病のどのタイプに当てはまるかを知った上で、病状や治療効果を理解し、毎日の取り組みや検査値を記録しながら治療を継続できるように、「タイプ判定」、「学習」、「記録」の3つの機能を提供している。

患者が記録したデータは、ウェルビーのクラウドサーバーに随時保存されて管理される。患者が家族・医療従事者と自己管理記録を共有できる「Welbyマイカルテ」や、データの表示・印刷が可能な「Welbyシェア」とのサービス連携も可能だ。

メディカルアプリの場合、第一次予防から第二次予防、第三次予防へと進むにつれて、専門領域に特化した技術や機能が要求され、ビジネスモデルやアライアンスにも工夫が必要となる。生活習慣病の発症予防と重症化予防が社会的課題となる中、新たなアプリへの期待が高まっている。(ZUU online 編集部)

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