新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、先進国を中心に貯蓄率が高まっています。「いつ仕事がなくなるか分からない」「家計の自衛をしなければ」といった不安や、「外出自粛でお金を使うところがない」などの状況が影響しているとされています。

こうした状況を踏まえて、今回は、効率よく貯蓄をするために知っておきたいポイントを解説していきます。

貯蓄率はどのくらい上昇している?

貯蓄
(画像=PIXTA)

先進国を中心に貯蓄率が高まりつつあるといいますが、どのくらい上昇しているのでしょうか。米国商務省の発表によると、2020年5月の米国の貯蓄率は23.2%となっています。コロナ禍前は10%前後であったため、倍以上も上昇しています。

一方、日本の内閣府の発表ではコロナ禍前の2019年10~12月期の貯蓄率は6.6%でしたが、日本経済研究センターの試算では、2020年4~6月期の貯蓄率は8.9%になることが予想されています。世界的に景気の先行き不透明感もあり貯蓄熱が高まっているようです。景気の低迷に備えるためにも、「よりよい貯蓄方法」を模索することが重要と言えるでしょう。

よりよい貯蓄方法とは?

ここでは、「よりよい貯蓄」について考えてみましょう。多くの人が考えるよい貯蓄とは次のようなものではないでしょうか。

・使う目的があり、ある程度明確になっている
・金利の高い口座を利用して貯めている

「なんとなく」でお金を貯められる人もいますが、多くの人は、明確な目的があったほうが貯蓄を進めやすいでしょう。例えば、以下のように目的や目標金額を事前にしっかりと決めることで、貯蓄へのやる気も上がるのではないでしょうか。

・10年後にかかる子どもの大学進学資金のため
・5年後に予定しているマイホーム購入の頭金のため など

そこまで明確ではなくとも、「海外旅行に行きたい」「おいしいものを食べたい」などでもよいでしょう。最近は、そういった「貯蓄の目標」も提案してくれるアプリを提供している金融機関もあります。目的があり貯蓄へのやる気が高まれば、今よりもさらによい預金商品を探すこともできるでしょう。

金利が高い預金商品を探す方法

目的や目標金額が決まった後は、なるべく効率よくお金を増やせる預金をしたいと思うようになるはずです。ここでは金利が高い預金商品の探し方を紹介します。

預け入れ期間に注目

2020年10月現在、メガバンクの普通預金金利は0.001%です。「どの銀行も同じくらいの利率ではないか?」と考えている人もいるのではないでしょうか。確かに普通預金に限れば、どの銀行でもそれほど金利は変わりません。

しかし、定期預金金利はどうでしょうか。詳しく比べてみると預け入れ期間で金利が変わる場合があります。例えばある金融機関では、同じ100万円の預け入れでも期間が違うだけで以下のような金利差があります。

・1年定期預金(半年複利):0.05%
・1カ月定期預金(単利):0.01%
※2020年9月現在。利率は税引前。

どれも同じように見える定期預金ですが、預け入れ期間を変えると0.04%も金利が変わってきます。数年間など長期間使う予定のないお金であれば、少しでも金利を高くするためにも預け入れ期間が長いものを選ぶことをおすすめします。

預け入れ方法に注目

最近は、金融機関でも店頭窓口でだけでなくWebからも預金の預け入れや引き出しができるものが増えています。店舗がないインターネット専業の金融機関もあるほどです。このような金融機関の中には、インターネット支店での口座開設かつ取引であることを条件に、有人店舗よりインターネット支店の金利の方が高い場合があります。

ただしインターネット支店の取引はパソコンやスマートフォンアプリを利用しないといけません。現金を持参して窓口から入金できないケースもあるため注意が必要です。金融機関によって入金方法が異なるので、事前に確認しておきましょう。

金利の高い預金で効率よくお金を貯めよう!

コロナ禍の影響もあり、貯蓄への意欲が高まっています。そのため「なるべく金利の高い預金口座を選びたい」と思っている人も多いでしょう。紹介したとおり、各銀行間はもちろん、同一の金融機関内でも預け入れ期間を見直したり、有人店舗ではなくインターネット支店を選ぶことで金利が変わる場合があります。「数年間使う予定のないお金がある」「パソコンやアプリからの取引に抵抗がない」という人は一度見直してみてはいかがでしょうか。

預金金利は、実は金融機関ごとに自由に設定ができ違うものです。各銀行を見比べて金利が高いところを選ぶことをしてみましょう。まずは、各銀行の公式サイトで情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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