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(写真=Thinkstock/Getty Images)

株式市場は低迷、預金では金利はほとんどつかないマイナス金利の今、不動産投資が注目されていると言われる。それは比較的利回りを期待できることや、低金利のため不動産投資ローンが利用しやすいからだ。

銀行の実情が後押し? 不動産ローンを活用

銀行は貸出先を増やそうにもなかなか増やせないのが実情だ。魅力的な投資案件が少なく、潜在的成長率が1%前後と低いままで推移している日本国内の状況がさらに拍車をかけている。そんな中で不動産関連のローンは比較的順調に伸びている。サラリーマンなど新たな投資家層も参入し、低金利下のメリットを活かそうというわけだ。

ただ銀行借り入れはノウハウが必要で、初めて利用するにはハードルが高い。収支をシミュレーションしないまま借り入ればかり増えると、当然リスクが大きくなる。収益を出すための投資は成功事例に学ぶことが一番だが、そんな時、不動産投資のすべてを網羅した、百科事典のようなマニュアルが手元にあったらどうだろう。

インターネット上の情報は玉石混交で、どれを信頼していいのか分かりづらい。しかし、この1冊は実際に不動産投資で成功した著者のノウハウと知恵が詰まっている。

無料でダウンロード ノウハウと知恵がいっぱい

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554ページと内容充実の『不動産投資大百科』

無料でダウンロードできる『不動産投資大百科』(著者=峯島忠昭・水戸大家さん代表)は、サラリーマン時代に投資を始めた著者が、投資の経験を活かし、ノウハウと知恵をまとめた不動産投資の悩み解決の決定版ともいえる1冊だ。

不動産投資にあたってまずマインドリセットを行うべきだと勧める。不動産投資に向いている人と、向いていない人がいるのは当然だろう。向いている人は、「時間が無いけど副収入を得たい人」、「将来に不安がある人」、「地道にコツコツ取り組める人」、「自分なりに工夫出来る人」と定義する。これは投資家全般に当てはまるものだろう。

投資家は自分の判断で物事を決めなければいけないが、始めたばかりの時や、判断に迷う時、このマニュアルを元に対処すれば、リスクを減らせるはずだ。不動産投資は経営と同じ感覚だと著者が断言するのもうなずける。

不動産投資大百科は全554ページ。13章まである章立てで大部なものだが、専門用語をできるだけ避け、平易に書かれているため読みやすい。

実践的な知識が豊富なのも特徴の一つで、マンション1戸の区分所有の場合から一軒家、アパート、大型マンションといった物件までの収支をシミュレーションして解説してある。アドバイスもズバリ、「区分所有(マンション1室)は、都心で転売が前提にある物件にだけ投資」、「一番収益性の高い物件は地方物件、地方のアパート、マンションを買い進めながら、キャッシュフローを拡大させる」と指摘し、投資の具体的なイメージを持つことができる。

また、不動産投資にあたって情報収集は欠かせないが、この収集法を一挙公開しており、この点でも役立つだろう。インターネットで簡単に情報は手に入りそうだが、信頼できるかどうかは判断が付きにくい。不動産投資のプロである著者が推薦する方法で知識の習得を心がけたいものだ。銀行融資についても、融資付けのノウハウや銀行側の評価基準の内幕などに言及しており、これならプレゼンもぐっと気が楽になりそうだ。

『不況に強い「不動産経営」50の戦略』などの著作がある石原博光氏はこの『不動産投資大百科』について、「成功のエッセンスがギュギュッと凝縮されている」として推薦する。

投資家の学ぶ姿勢を応援

2020年の東京オリンピック開催決定が、首都圏のマンション市況に大きな影響を与えたのは間違いない。世界的に見ると、まだ割安感のあった日本の不動産市場に、いわゆる中国マネーなど大量の投資資金が流れ込み相場を押し上げた。

ただ、中国経済の成長後退、政治的イベントによる投資家の不安拡大などで先行きの見通しは不透明だ。

その一方、比較的少額投資で利回りを狙える地方の不動産は見直されている。周辺の賃貸需要など、環境等を良く調べたうえで乗り出す投資家も出ているそうだ。

まずは充実した情報源の『不動産投資大百科』を手元に置きながらリスクをじっくり検討したい。

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