不動産投資,不動産投資本
(写真=PIXTA)

不動産投資の成功法や攻略法を指南した本が書店に平積みされている。専業主婦やサラリーマンの成功記録がつづられていて、手に取った人も「これならできるかも」と実践している。

しかしそのほとんどの人が本の成功者のようにいかず、失敗に終わってしまっているのも事実である。せっかくの成功本を自分の味方につけるべく正しく読み取り、そして成功へと導く方法を紹介する。

2年以上前のものは読まない

実際には、1年以内に初版されたものを手に取って欲しいが、それだと選択肢が少なくなってしまうため最低でも2年前以降に初版されたものを選んでほしい。不動産投資の場合、政府の政策や、税制の改正が市場に大きく作用するため古いものだと対応しきれないのは当然である。

また民泊投資などこの1年で急激に成長したシェアリングビジネスに絡む不動産投資になると法整備も追いついていないことが大きく関係してくる。常に最新の情報を入手しつつ、成功本と照らし合わせながら実践しなくては、後で大ケガになりかねない。

地震や災害による保険についての記述も震災前と後の情報では全く違ってくる。リサイクルショップで3-4年前のノウハウ本を手に取ってみると、今まさに旬の不動産投資情報が記載されていないのが一目でわかる。

1種類の成功本の内容だけで行動しない

書店で目を引いたタイトル、前から自分で気になっていた投資法、まず手に取るのはそれらの成功本だろう。しかし数種類の成功本を読み比べて欲しい。例を挙げると、一戸建て投資に興味があるなら、戸建て投資成功者の本を網羅して多くのノウハウを得る。それと同時に違った投資方法で成功している人の書籍も最低数冊は読む。一棟マンションに特化した投資成功本や、ガレージハウス投資を専門にしているなどだ。

投資方法は一つの視点である。やりたいと思う投資法を熟知する一方で興味のない方法の実態も知ることは重要である。方法はいろいろあるといっても、土地と建物を活用するのが不動産投資である。その土台となっているものが同じである以上、他戦法をも理解することは自分がこれから始める不動産投資を成功に導くために必須である。

「資金ゼロから資産一億!」「専業主婦が3年で年収1000万円に!」という魅力的なタイトルに引き寄せられていると、その方法が最高だと思いがちになる。不動産投資市場を大きくとらえる習慣をつけるためにも数種類の投資法を学ぶようにしたい。