人の集まる場所としての図書館
本好きな方はもちろん、ふと立ち寄って有意義な時間を過ごせるのが図書館の魅力です。歴史を紐解いてみても、人が栄える国や地域には必ず大きな図書館がありました。ここでは、そんな図書館の中でも特に設備やデザインに特徴のある日本の図書館を5館ピックアップし、ご紹介したいと思います。
01.成蹊大学
成蹊大学にある図書館は、床面積12,000平方メートルで地下2階から地上5階まであるとても大きな図書館です。それだけではなく、近未来的な設計が目にとまり、見ているだけでワクワクします。1番の目玉は、この図書館に浮かんでいる「プラネット」というガラス張りのシャボン玉のような部屋です。この中はグループ学習や打ち合わせができるようになっているそうで、他にもガラス窓で区切られた個別学習ようのブースも存在します。見学希望の方は事前に申請が必要。
HP
をご確認ください。
02.国際教養大学
「いつでも勉強できる場を提供したい。」という大学の考えから、24時間365日利用することができる秋田の国際教養大学の図書館。木のぬくもりを存分に感じることができるデザインは、本のコロセウムをテーマにしたといいます。図書館に使われている木は、県特産の秋田杉が余すところなく使われており、その落ち着きは、あたかも自分が森の中で読書をするように錯覚してしまいます。
03.多摩美術大学
多摩美術大学の八王子キャンパスには、”さすが美大”と思わせるような美しい建築の図書館があります。設計に携わったのは、日本を代表する建築家の伊東豊雄氏。ガラスとコンクリートが一体になった建物は、キャンパス周辺の自然と協調して落ち着いた空間を演出しています。
04.武雄市図書館・歴史資料館
(写真=プレミアムジャパン/画像引用元: 武雄市図書館・歴史資料館 )
武雄市図書館・歴史資料館は、一般的な公共図書館とは一風変わったシステムで、「これはアリなのか、ナシなのか」と、リニューアル時から話題を生んでいた図書館でもあります。館内に入れば、建物中に香るコーヒーの香り。そう、図書館の中には、”スターバックスコーヒー”や”蔦屋書店”が併設されているのです。ドリンクは館内でお楽しみいただくことも可能です。
05.金沢海みらい図書館
石川県金沢市にある、「金沢海みらい図書館」は約6000個の丸窓から光が差し込むポップなデザインの図書館です。このデザインは国内外の多くの建築に関する賞を受賞し、アメリカの旅行ガイドでは、”世界の魅力的な図書館ベスト20″に選ばれるほど世界的に評価の高い図書館なのです。
いかがでしたでしょうか? 読書の秋、ゆっくりした時間を過ごしに図書館へ赴くのも、たまには良いかもしれません。
(提供: プレミアムジャパン )
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