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(写真=PIXTA)

日ごろの仕事や家庭サービスなどで、運動を行う時間を取ることが難しいと感じているビジネスパーソンは多いのではないだろうか。

勤務後ジムに通ったり出勤前や帰宅後に運動しようとすると、着替えや準備・運動後の栄養補給などすべて合わせると最低でも2時間程度は必要になる。運動時間や準備・アフターケア時間など削ってしまうと、そもそも運動の効果が低減してしまいかねない。

そこで今、忙しいビジネスマンに時間が節約でき効果も落ちない運動として注目されているのが「通勤・退勤ラン」(通退勤ラン)だ。

その名の通り、通勤途中、特に帰宅時にランニングを行ってしまうというもの。帰宅後に準備・移動してのランニングより、かなりの時間効率化につながる。

この方法は、今から到来する冬のトレーニングとして活用したいところだが、実は、失敗しないためにも心得ておかなければならないポイントがいくつかあるのだ。

今年の冬は通退勤ランで、運動不足の解消・スタイルアップなどを目指そうと考えているのであれば、ぜひ心得るべきポイントをしっかり押さえておいてほしい。

ランニングルートの工夫やランニングの頻度調整

まず気をつけなければいけないのがランニングルートと頻度だ。例えば今まで通勤すべてを車で行っていた場合などは、通勤の一部または全てをJRなどの公共交通機関に変更する必要があるかもしれない。

その場合、どの駅で下車するのか、自身の経験や体力を考慮して判断しなければならないだろう。また、毎日行うのか一日おきに行うのかなどの頻度についても、ルートとの兼ね合いで違ってくるだろう。

ランニングが短い距離であれば毎日行っても問題ないかもしれないが、ランニングの距離が長くなりそうなのであれば頻度を制限する必要がある。

工夫するための例として、自転車を通勤手段の一部に組み込むことも一案だ。時間と距離の兼ね合いを検討し、公共交通機関を利用する割合・自転車を組み入れる割合などをうまく調整することになる。

通勤時の邪魔にならないための持ち物選び

帰宅時にランニングを行うということは、出勤時、ランニングに必要な荷物を会社に持っていかなければならないということを意味する。仕事効率に影響を出すわけにはいかないので、持ち物に関しても注意が必要だ。

その場合、最小化・軽量化が最大の鉄則。持ち物は軽くてコンパクトな物、通勤や仕事時に兼用できるような物が望ましい。

例えばシューズ。ランニングシューズのようなラフな履物でも良い会社であれば問題ないが、そうでない場合が多いだろう。そんなときはランニングビジネスシューズというカテゴリーのシューズがおすすめだ。

次にウェア。会社に持っていくとなるとどうしてもかさばってしまう。この問題を解決してくれるのがランニングスパッツだ。

ランニングスパッツであればスーツの下に着ても邪魔にならないし、冬なら防寒着としても役に立つ。また、寒い冬にはコンパクトダウンジャケットも上着としておすすめだ。とても小さく折りたたむことができ、最小限の荷物として携帯できる。

そしてバッグ。走りに邪魔にならないリュックタイプが最適だ。できれば、走っているときも体に密着するサポート力に優れたものを選ぶようにしたい。

夜道・歩行者には注意を

勤務後にランニングを行うので、当然だが食事の時間が遅くなる。ランニングはかなり体力も消耗するので、適切な栄養補給も大切だ。ランニングを開始する前に、例えばバナナなどのフルーツやバランス栄養食などを補給しておくことをおすすめする。

ランニング中の交通事故にも注意が必要だ。自動車や自転車との接触にも当然気をつけなければいけないが、同じランニング中の人や歩行者・車椅子の方や目の不自由な方・小さな子供などとの接触にも十分注意しなければいけない。

退勤ランとなれば、当然夜道を走る頻度が多くなるだろう。女性であれば、できるだけ大通りをコースとして選んだり、何人かと一緒に走るようにしたい。またウェアかバッグに小さなライトをつけて点滅させたり、蛍光のたすきやバンドを着けたりといったことは、必ずしておくべきだろう。

より良い通勤・帰宅ランを行うために

通勤・帰宅ランを行うことは、効率面でとても良いことが多い。しかし、ランニングという運動であることには間違いない。

運動は、軽いストレッチのようなものでも激しい競技スポーツであっても正しい知識と方法が必ず存在している。

ランニングのフォームやルール・栄養摂取の方法や摂るべき栄養の種類・休息の仕方などを知っておくことは、基本として行うべきこととなる。

自身の健康維持やスタイルアップなどの目標を良い形で達成するためにも、ランニングに必要な正しい知識と方法を事前に踏まえておくことが、最大の心得と言えるのかもしれない。(ZUU online 編集部)