オフィスに新しい時計を買いました。本当は「ボンボン時計」が欲しかったのですが、オフィスの雰囲気に合わないので、オルゴールのような音がなる時計にしました。仕事に没頭していても音で時間が分かるのでとても便利ですし、のんびりとした曲を選べば何となく癒される感じです。株式市場も地政学リスクなどなかったかのような感じで大きく戻していますが、あとはこれがどこまで戻るかということになりそうです。

日経レバレッジの影響などもあるのでしょうが、上がる時も下がる時も想定していたところよりも上下に行きすぎることが多いので、今回もまた「まだ上がるか」というところまで戻すかもしれません。・・・と思ったところで「まだはもうなり、もうはまだなり」ということになりそうです。

引き続き欧米株が高く、為替も円安ということで本日の日本市場は買い先行となりそうです。地政学リスクが消えたわけでもないのですが、特に気にする向きも少なくなった感じで、強気に転じてくるのでしょうが、日銀の金融政策決定会合やゴールデンウィークを控えているということでいったん上値が重くなる、あるいは売り方の買い戻しが一巡となると一気に手仕舞い売りに押されることになりそうです。

19,000円をあっさりと抜けて来ました。夜間取引やシカゴ市場でも堅調となっており19,200円水準を試すことになりそうです。ただ、さすがに決算発表が本格化する前に一気に19,500円や20,000円ということでもないのでしょうから、いったんは19,000円水準での値固めとなって来るのだと思います。

本日の投資戦略

アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

市場の雰囲気だけで相場が動いている感じです。特に何が変わったということでもなく、北朝鮮は相変わらずきな臭いのですが、昨日も大きく買われました。連日の大幅高にも関わらず本日も買い先行となりそうで、結局はここまでの調整も別に何があったということでもなく、地政学リスクでも何でもなく、期初の持ち高調整が続いていたということでしょう。

ここのところ、4月や10月になると今回と同じように月半ばから突然上昇となることが見られます。ファンド筋などの持高調整が要因と思われますが、それだけ目先の需給で大きく動く相場ということでしょう。ここからは逆にいったん手仕舞い売りに押される場面もありそうですが、そのきっかけが日銀の金融政策決定会合であり、ゴールデンウイークということになる可能性もありそうです。買い戻し一巡となるかどうかに注目です。

清水 洋介(しみず ようすけ)

証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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