世界186の国・地域の経済の自由度 を分析した調査から、日本の経済自由度は前年22位より大幅に順位を下げ、40位となったことが判明した。

調査を実施したのは米ウォールストリート・ジャーナル紙と米シンクタンク、ヘリテージ財団。トップ5(香港、シンガポール、ニュージーランド、スイス、オーストラリア)は不動だが、総体的に大きな順位の入れ替わりが見られる。

経済の自由度が高い20カ国・地域とアジア主要国の順位

143位(前年123位) インド 52.6
111位(114位)中国 57.4
40位(22位)日本 69.6ポイント
26位(29位)マレーシア 73.8
23位(27位)韓国 74.3

20位(36位)ラトビア 74.8
19位(26位)スウェーデン 74.9
17位(12位)デンマーク 75.1
17位(11位)米国 75.1
15位(13位)リトアニア 75.8
15位(16位)オランダ 75.8
14位(19位)ルクセンブルク 75.9
13位(23位)ジョージア 76.0
12位(10位)英国 76.4

10位(14位)台湾 76.5
10位(7位)チリ 76.5
9位(8位)アイルランド 76.7
8位(25位)アラブ首長国連邦 76.9
7位(6位)カナダ 78.5
6位(9位)エストニア 79.1
5位(5位)オーストラリア 81.0
4位(4位)スイス 81.5
3位(3位)ニュージーランド 83.7
2位(2位)シンガポール 88.6
1位(1位)香港 89.8

日本の最大の弱点は「財政状態」